【ITニュース解説】The Morning After: DJI’s tiny Mic 3 can record four subjects at once
ITニュース概要
DJI Mic 3は小型軽量化され、最大4人同時録音に対応。音質やノイズ低減も向上した。キットは充電ケース、トランスミッター2個、レシーバー付きで329ドル。また、YouTube TVはFoxとの契約を更新し、NFLや大学フットボールなどのコンテンツを引き続き視聴可能。Sony RX1R IIIは高画質だが、前機種より大幅に高価で、一部機能が不足している。
ITニュース解説
## DJI Mic 3:小型化と多人数録音に対応したワイヤレスマイク DJIから新しいワイヤレスマイク「DJI Mic 3」が登場した。従来モデルのDJI Mic 2からデザインが刷新され、音質、ノイズリダクション、同時録音可能な人数などが向上している。ただし、一部機能においてはダウングレードも見られる。 最も大きな変更点は、送信機の小型化と軽量化だ。DJI Mic 3の送信機はわずか16グラムで、DJI Mic 2の28グラムと比較して大幅に軽量化されている。小型化されたことで、回転式クリップと合わせてシャツや帽子への装着がより簡単になった。ただし、送信機にはDJIのロゴが大きくプリントされているため、気になる場合はテープなどで隠す必要がある。 DJI Mic 3の最大の特徴は、最大4台の送信機と8台の受信機を同時にサポートできるようになった点だ。これにより、最大4人の音声を同時に録音し、マルチカメラ撮影などで最大8台の受信機に同時に音声を送信できる(追加キットが必要)。複数人でのインタビューや、複数カメラを使用した動画撮影において、非常に便利な機能となるだろう。 DJI Mic 3は、充電ケース、送信機2台、受信機1台のキットが329ドル、送信機1台と受信機1台のキットが219ドルで販売されている。 ## モバイルマイクの選択肢が拡大 近年、スマートフォンでの録音に特化したモバイルマイクの選択肢が大幅に増加している。Engadgetでは、様々なモバイルマイクをテストし、その結果を公開している。 モバイルマイクには、ワイヤレスラベリアマイクのように汎用性が高く、様々な用途に便利なものがある。また、ミュージシャンやフィールドレコーディング向けには、ショットガンマイクやモバイルフレンドリーなデスクトップマイクなど、特殊な形状のマイクも存在する。 マイクを選ぶ上で最も重要なのは音質と性能だ。様々な種類のマイクを比較検討し、自分の用途に最適なマイクを見つけることが重要となる。 ## YouTube TVとFox、コンテンツ配信で合意 YouTube TVは、Foxとのコンテンツ配信契約について合意に達した。これにより、YouTube TVの利用者は、NFLシーズンやカレッジフットボールの試合など、Foxのコンテンツを引き続き視聴できる。 YouTube TVは当初、Foxが競合他社よりも高い料金を要求しているとして、Foxのコンテンツを配信停止する可能性を示唆していた。しかし、両社は最終的に合意に達し、Fox News Channel、Fox Business Network、Fox Weather、Fox Sports、FS1、FS2、Fox Deportes、Big Ten Network、Foxネットワーク、およびすべてのFoxローカル局を含む、Foxのすべてのネットワークを引き続きYouTube TVで視聴できることになった。 過去には、YouTube TVが地域スポーツを放送するローカルFox局へのアクセスを失ったこともある。しかし、今回の紛争は、コンテンツ配信停止に至る前に解決された。 ## Sony RX1R III:高価格に見合う価値はあるか? Sonyは、フルサイズセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「RX1R III」を発売した。RX1R IIIは、高画質の写真撮影が可能だが、5,100ドルという高価格設定に対して、期待外れとの評価もある。 RX1R IIIは、前モデルよりも約2,000ドル高価だ。また、競合他社のハイエンドコンパクトカメラと比較して、いくつかの機能が不足している。 RX1R IIIは、確かに素晴らしい写真を撮影できる。しかし、Sonyが10年近く待ってアップデートしたカメラとしては、もう少し期待できたという意見もある。