【PHP8.x】str_rot13関数の使い方

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str_rot13関数は、指定された文字列に対してROT13(Rotate by 13 places)エンコーディングを実行する関数です。これは、アルファベット文字を13文字分シフトさせて難読化を行うもので、例えばAがNに、NがAになるような相互変換であり、大文字小文字両方に対応します。

非アルファベット文字(数字、記号、スペースなど)は変更されず、元のまま維持されます。この変換は完全に可逆的であり、同じ関数を2回適用すると元の文字列に正確に戻ります。

引数として渡された文字列を変換し、その結果を返します。主に、スパムボットからの保護を目的とした電子メールアドレスの簡単な難読化や、ごく軽い情報隠蔽に利用されます。PHP 8でも、この文字列操作機能は標準で提供されており、変更なく利用可能です。

基本的な使い方

構文(syntax)

<?php
echo str_rot13("Hello PHP");
?>

引数(parameters)

string $string

  • string $string: ROT13エンコードを適用する対象の文字列

戻り値(return)

string

引数で渡された文字列の各アルファベットを、ROT13(シーザー暗号の一種)によって変換した新しい文字列を返します。

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