【PHP8.x】FULL_CACHE定数の使い方

『FULL_CACHE定数は、RecursiveCachingIteratorクラスのキャッシュ動作を制御するために使用される定数です。この定数は、RecursiveCachingIteratorクラスのインスタンスを生成する際のコンストラクタの第2引数に指定します。FULL_CACHEフラグを有効にすると、イテレータは全ての要素をキャッシュします。具体的には、getChildren()メソッドが呼び出された際に、返される子要素のイテレータも再帰的にRecursiveCachingIteratorのインスタンスとしてキャッシュされるようになります。これにより、木構造のような階層的なデータ構造を扱う際に、親要素だけでなく子要素の階層まで含めたデータ全体がキャッシュの対象となります。階層構造を持つデータを繰り返し処理する場合、この定数を使用することで、子イテレータのオブジェクトを毎回新しく生成するコストを削減し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。』

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1<?php
2
3$iterator = new RecursiveArrayIterator(['a', 'b', ['c', 'd']]);
4
5$cachingIterator = new RecursiveCachingIterator($iterator, RecursiveCachingIterator::FULL_CACHE);
6

引数なし

引数はありません

int

RecursiveCachingIterator::FULL_CACHE は、イテレータ全体をメモリにキャッシュすることを指定する整数定数です。