【PHP8.x】mt_getrandmax関数の使い方
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mt_getrandmax関数は、メルセンヌ・ツイスターアルゴリズムに基づく乱数生成器 mt_rand()
で生成可能な乱数の最大値を取得する関数です。この関数は引数を取らず、戻り値として整数を返します。返される値は、mt_rand()
を引数なしで呼び出した際に得られるランダムな整数の上限値を示します。PHPにおける乱数生成には、標準の rand()
関数と、より高速で予測が困難な mt_rand()
関数がありますが、本関数は後者に対応しています。なお、rand()
関数の最大値は getrandmax()
関数で取得できます。mt_getrandmax()
が返す値はプラットフォームに依存しますが、一般的には getrandmax()
と同じ値、多くの場合32ビット符号付き整数の最大値である 2147483647
となります。この関数は、mt_rand()
によって生成される値の範囲を正確に知る必要がある場合や、生成された乱数を特定の範囲に変換(正規化)する際の計算などに利用されます。
基本的な使い方
構文(syntax)
mt_getrandmax(): int
引数(parameters)
引数なし
引数はありません
戻り値(return)
int
この関数は、mt_rand() 関数が生成できる最大の整数値を返します。