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【PHP】算術演算子の書き方と使い方の基本

PHPの基本的な開発環境を理解し、プログラムで数値計算を行うための算術演算子の使い方を学習します。足し算、引き算、掛け算、割り算、余り、べき乗といった基本的な計算方法から、具体的なサンプルコードを通して実践的な活用方法まで、システムエンジニア初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

開発環境

  • OS: Windows10
  • Editor: Visual Studio Code
  • PHP: 8.0以降

PHPの算術演算子とは

プログラミングにおいて、数値を使った計算を行う際に使用する記号を「算術演算子」と呼びます。PHPでは、足し算や引き算といった基本的な計算から、少し複雑な計算まで、様々な算術演算子が用意されています。これらの演算子を使うことで、プログラムの中で数値を操作し、必要な結果を得ることができます。

PHPの主な算術演算子は以下の通りです。

加算(足し算)

二つの数値を足し合わせる際に使用します。

  • 演算子: +
  • 例: 5 + 3 は 8 になります。
1$number1 = 5;
2$number2 = 3;
3$result = $number1 + $number2;
4echo $result; // 出力: 8

減算(引き算)

二つの数値の一方からもう一方を引く際に使用します。

  • 演算子: -
  • 例: 10 - 4 は 6 になります。
1$number1 = 10;
2$number2 = 4;
3$result = $number1 - $number2;
4echo $result; // 出力: 6

乗算(掛け算)

二つの数値を掛け合わせる際に使用します。

  • 演算子: *
  • 例: 6 * 2 は 12 になります。
1$number1 = 6;
2$number2 = 2;
3$result = $number1 * $number2;
4echo $result; // 出力: 12

除算(割り算)

一つの数値を別の数値で割る際に使用します。

  • 演算子: /
  • 例: 15 / 3 は 5 になります。
  • 割り算の結果は、整数になることもあれば、小数点以下の値(浮動小数点数)になることもあります。
1$number1 = 15;
2$number2 = 3;
3$result = $number1 / $number2;
4echo $result; // 出力: 5
5
6$number3 = 7;
7$number4 = 2;
8$result2 = $number3 / $number4;
9echo $result2; // 出力: 3.5

剰余(余り)

一つの数値を別の数値で割ったときの「余り」を求める際に使用します。

  • 演算子: %
  • 例: 10 % 3 は 1 になります(10を3で割ると商は3で余りは1)。
  • この演算子は、数値が偶数か奇数かの判定や、ある周期で処理を行う場合などによく使われます。
1$number1 = 10;
2$number2 = 3;
3$result = $number1 % $number2;
4echo $result; // 出力: 1
5
6$number3 = 7;
7$number4 = 2;
8$result2 = $number3 % $number4;
9echo $result2; // 出力: 1 (奇数)

べき乗

ある数を指定した回数だけ掛け合わせる計算です(例えば、2の3乗は 2 × 2 × 2 = 8 となります)。

  • 演算子: **
  • 例: 2 ** 3 は 8 になります。
1$base = 2;       // 基数
2$exponent = 3;   // 指数
3$result = $base ** $exponent;
4echo $result; // 出力: 8

サンプルコード

php/chapter01/01.php

正の数を変数に代入し、その値を出力する方法を示します。数値の前に「+」を付けることで正数を明示できますが、通常は省略されます。

01.php
1<?php
2// 正数
3$result = +3;
4echo "正数の計算結果: " . $result . "\n";  // 3
5

php/chapter01/02.php

負の数を変数に代入し、その値を出力する方法を示します。数値の前に「-」を付けることで負数を表現します。

02.php
1<?php
2// 負数
3$result = -3;
4echo "負数の計算結果: " . $result . "\n";  // -3
5

php/chapter01/03.php

2つの数を足し算する方法を示します。「+」記号を使って加算を行います。

03.php
1<?php
2// 加算
3$result = 2 + 3;
4echo "加算の計算結果: " . $result . "\n";  // 5
5

php/chapter01/04.php

2つの数を引き算する方法を示します。「-」記号を使って減算を行います。

04.php
1<?php
2// 減算
3$result = 5 - 2;
4echo "減算の計算結果: " . $result . "\n";  // 3
5

php/chapter01/05.php

2つの数を掛け算する方法を示します。「*」記号を使って乗算を行います。

05.php
1<?php
2// 乗算
3$result = 4 * 2;
4echo "乗算の計算結果: " . $result . "\n";  // 8
5

php/chapter01/06.php

2つの数を割り算する方法を示します。「/」記号を使って除算を行います。

06.php
1<?php
2// 除算
3$result = 10 / 2;
4echo "除算の計算結果: " . $result . "\n";  // 5
5

php/chapter01/07.php

割り算の余りを求める方法を示します。「%」記号を使って剰余(じょうよ)を計算します。これは、ある数を別の数で割ったときに残る余りのことです。

07.php
1<?php
2// 剰余 (余り)
3$result = 9 % 4;
4echo "9 を 4 で割った余りの計算結果: " . $result . "\n";  // 1
5

php/chapter01/08.php

べき乗を計算する方法を示します。べき乗とは、同じ数を指定された回数だけ掛け合わせる計算です。「**」記号を使って計算します。例えば、2 ** 3は2を3回掛け合わせる(2 × 2 × 2)ことを意味します。

08.php
1<?php
2// べき乗
3$result = 2 ** 3;
4echo "2 の 3 乗の計算結果: " . $result . "\n";  // 8
5

php/chapter01/09.php

割り算の結果の小数点以下を切り捨てる方法を示します。PHPには専用の演算子はありませんが、floor()関数を使用することで実現できます。floor()関数は、与えられた数値以下の最大の整数を返します。

09.php
1<?php
2// 切り捨て除算 (PHPには切り捨て除算の専用演算子はありませんが、floor関数を使用して実現できます)
3$result = floor(7 / 2);
4echo "7 を 2 で割った切り捨て除算の計算結果: " . $result . "\n";  // 3
5

php/chapter01/10.php

これまでに学んだ算術演算子を使って、実際の問題を解決する練習問題です。複数の科目の点数を合計し、その平均点を計算する方法を示しています。各科目の点数を変数に代入し、それらの変数を足し算して合計点を求め、最後に合計点を科目数で割り算して平均点を算出します。

10.php
1<?php
2// 学校のテストの平均点を計算する練習問題
3// 数学: 85点、英語: 78点、理科: 92点、社会: 74点、国語: 88点の5科目の点数が与えられています。
4// これらの点数の合計と平均を計算する。
5
6$math = 85;
7$english = 78;
8$science = 92;
9$social_studies = 74;
10$national_language = 88;
11
12$total_score = $math + $english + $science + $social_studies + $national_language;
13$average_score = $total_score / 5;
14
15echo "合計点は " . $total_score . " 点です。\n";
16echo "平均点は " . $average_score . " 点です。";
17

おわりに

本記事では、PHPで数値を計算するための算術演算子の基本的な書き方と使い方を詳しく学習しました。加算(+)や減算(-)といった基本的なものから、剰余(%)やべき乗(**)まで、それぞれの演算子がどのように機能するかをサンプルコードを通して理解できたことと思います。Visual Studio Codeのようなエディタでのコード記述やPHPのバージョンといった開発環境の理解も、今後のプログラミング学習の土台となります。今回学んだ算術演算子は、今後のシステム開発で数値を扱う際に頻繁に利用されますので、繰り返し練習して確かなスキルとして身につけていきましょう。

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