【Ruby3.x】Rational::floor()メソッドの使い方
floorメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
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基本的な使い方
floorメソッドは、Rationalクラスのインスタンスである有理数に対して、その値を超えない最大の整数を返す操作を実行するメソッドです。
このメソッドは、Rationalオブジェクトが表す分数を整数値として扱いたい場合に利用されます。例えば、Rational(3, 2)という有理数(1.5に相当)に対してfloorメソッドを呼び出すと、その値を超えない最大の整数である1が返されます。また、負の有理数に対しても同様に動作します。具体的には、Rational(-3, 2)(-1.5に相当)の場合、その値を超えない最大の整数は-2となるため、floorメソッドを呼び出すと-2が返されます。これは、一般的な「小数点以下を単純に切り捨てる」挙動とは異なり、数学的な床関数(ガウス記号)とまったく同じ挙動を示します。
戻り値は常にIntegerオブジェクトとなります。有理数を整数に変換する際に、小数部分を切り捨てる処理を厳密に定義された方法で行うため、計算結果を整数値で管理したい場面や、数値の範囲を特定するロジックなどで、安全かつ直感的な数値の切り捨て処理を実現できます。
構文(syntax)
1puts Rational(7, 3).floor
引数(parameters)
ndigits = 0
- ndigits = 0: 整数部分を切り出した後に、小数点以下を何桁まで保持するかを指定する整数。デフォルトは0で、小数点以下は切り捨てられます。
戻り値(return)
Integer
Rationalオブジェクトの値を、小数点以下を切り捨てた整数値として返します。