【JavaScript ECMAScript】BigInt::BigInt.prototype.valueOfインスタンスメソッドの使い方
BigInt.prototype.valueOf()インスタンスメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
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基本的な使い方
BigInt.prototype.valueOf()メソッドは、BigIntオブジェクトのプリミティブなBigInt値を返却するメソッドです。
JavaScriptでは、数値として直接扱われるプリミティブなBigInt値と、そのプリミティブ値をカプセル化(包み込み)したBigIntオブジェクトの二種類が存在します。BigIntオブジェクトはObjectのインスタンスであり、プリミティブなBigInt値を「ラップ」している特別なオブジェクトです。このvalueOf()メソッドは、BigIntオブジェクトから、そのオブジェクトが内部に保持している本来のプリミティブなBigInt値を取り出す標準的な仕組みを提供します。
多くのJavaScriptの組み込み関数や演算子、または型変換を必要とするコンテキストでは、BigIntオブジェクトが渡された際に、このvalueOf()メソッドを暗黙的に呼び出します。これにより、BigIntオブジェクトは自動的にそのプリミティブな値に変換され、期待されるBigInt値としての計算や比較が可能になります。そのため、通常、開発者がこのメソッドを明示的に呼び出す機会はほとんどありませんが、JavaScriptエンジン内部での動作を理解する上で重要なメソッドです。このメソッドは常に、呼び出されたBigIntオブジェクトに対応するプリミティブなBigInt値を返します。
公式リファレンス: BigInt.prototype.valueOf()
構文(syntax)
1const obj = Object(123n); 2const primitiveBigIntValue = obj.valueOf();
引数(parameters)
引数なし
引数はありません
戻り値(return)
BigInt
BigInt.prototype.valueOf()は、BigIntオブジェクトのプリミティブ値であるBigIntを返します。