【JavaScript ECMAScript】Object::Object.values静的メソッドの使い方
Object.values()静的メソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
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基本的な使い方
Object.values()メソッドは、引数として渡されたオブジェクトが持つ、自身の列挙可能な文字列プロパティの値をすべて取り出し、新しい配列として返却するメソッドです。このメソッドは、オブジェクトのプロパティ名(キー)ではなく、その値だけをまとめて処理したい場合に特に有用です。
例えば、{ item1: 'りんご', item2: 'バナナ', item3: 'みかん' } のようなオブジェクトがあった場合、Object.values()を適用すると、['りんご', 'バナナ', 'みかん']という配列が結果として得られます。この配列の要素の順序は、for...inループでプロパティが列挙されるのと同じ規則に従います。具体的には、整数キーのプロパティがあればそれらは昇順に並び、その他の文字列キーのプロパティはオブジェクトに追加された順序で配列に格納されます。
Object.values()は、対象オブジェクトが直接所有するプロパティのみを扱い、プロトタイプチェーンを通じて継承されたプロパティは含まれません。また、列挙不可能なプロパティや、Symbol型のキーを持つプロパティの値も、このメソッドによって返される配列には含まれません。この機能を利用することで、オブジェクトから必要なデータを効率的に抽出し、配列として他の処理に連携させることが可能になります。
公式リファレンス: Object.values()
構文(syntax)
1const myObject = { 2 firstName: 'John', 3 lastName: 'Doe', 4 age: 30 5}; 6 7const valuesArray = Object.values(myObject);
引数(parameters)
obj
- obj: object: 値を取得したいオブジェクト
戻り値(return)
Array
指定されたオブジェクトの列挙可能な自身のプロパティの値を、それらのプロパティを列挙するのと同じ順序で格納した配列を返します。