【JavaScript ECMAScript】Object::Object.fromEntries静的メソッドの使い方
Object.fromEntries()静的メソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
基本的な使い方
Object.fromEntries()メソッドは、キーと値のペアのリストから新しいオブジェクトを生成するメソッドです。このメソッドは、引数として、キーと値のペアを要素とする反復可能なオブジェクトを受け取ります。具体的には、[['key1', 'value1'], ['key2', 'value2']]のような配列の配列や、Mapオブジェクトなどを指定することができます。メソッドが実行されると、引数で渡された各ペアの最初の要素が新しいオブジェクトのプロパティ名(キー)となり、2番目の要素がそのプロパティの値として設定された、新しいプレーンなJavaScriptオブジェクトが返されます。
この機能は、特にデータの形式変換を行う際に非常に有用です。例えば、Mapオブジェクトに格納されたデータを、より一般的なJavaScriptのオブジェクト形式に変換したい場合や、URLのクエリパラメータをURLSearchParamsオブジェクトから取得し、それを各パラメータ名とその値をプロパティとして持つオブジェクトとして扱いたい場合などに活用できます。Object.entries()メソッドがオブジェクトをキーと値のペアのリストに変換する機能を提供するのに対し、Object.fromEntries()メソッドはその逆の操作を提供し、リスト形式のデータからオブジェクトを再構築する役割を担っています。これにより、柔軟かつ効率的なデータ操作が可能となり、プログラムの可読性と保守性の向上に貢献します。
構文(syntax)
1const entries = [['key1', 'value1'], ['key2', 'value2']]; 2const newObject = Object.fromEntries(entries);
引数(parameters)
iterable
- iterable: エントリーのリスト(例:
[[key1, value1], [key2, value2]])またはキーと値のペアのiterableオブジェクト
戻り値(return)
Object
指定されたイテラブル(配列など)から、キーと値のペアを持つ新しいオブジェクトを生成して返します。