【PHP8.x】appendメソッドの使い方

『appendメソッドは、ArrayObjectクラスのインスタンスの末尾に値を追加する処理を実行するメソッドです。ArrayObjectは、PHPの配列をオブジェクトとして扱えるようにするためのクラスで、配列の利便性とオブジェクト指向の機能を両立させることができます。このappendメソッドを呼び出すと、対象のArrayObjectが内部で保持している配列の最後に、引数として渡された値が新しい要素として追加されます。これは、通常の配列に対して $array[] = $value; という構文で要素を追加する操作と機能的に同じです。引数には、追加したい値を一つ指定します。この値のデータ型は mixed であり、整数、文字列、配列、あるいは別のオブジェクトなど、あらゆる型のデータを追加することが可能です。PHP 8.0.0以降、このメソッドは値を返さない void 型として定義されています。そのため、ArrayObjectで管理しているデータ群の末尾に要素を簡単に追加したい場合に、このメソッドが利用されます。

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1<?php
2
3// ArrayObjectのインスタンスを作成します。
4$arrayObject = new ArrayObject(['りんご', 'みかん']);
5
6// append()メソッドで、配列の末尾に値を追加します。
7$arrayObject->append('バナナ');
8
9// 結果を出力します。
10print_r($arrayObject);
11
12?>

mixed $value

• mixed $value: ArrayObjectの末尾に追加する値

戻り値なし

戻り値はありません