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【Ruby3.x】Complex::polar()メソッドの使い方

polarメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。

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基本的な使い方

polarメソッドは、複素数の極座標表現を取得するメソッドです。RubyのComplexクラスに属しており、複素数をその絶対値と偏角という2つの要素で表現する際に利用されます。このメソッドを呼び出すと、該当する複素数の絶対値(原点からの距離)と偏角(正の実軸から反時計回りに測った角度)を、それぞれ浮動小数点数で構成される2要素の配列として返します。戻り値の形式は [絶対値, 偏角] となります。

ここで返される偏角は、常に-πからπ(ラジアン)の範囲で正規化されています。これにより、どの複素数に対しても一意の角度表現が得られます。例えば、Complex(1, 1) に対してpolarメソッドを適用すると、約 [1.4142135623730951, 0.7853981633974483] (√2 と π/4) という値が返されます。

この機能は、複素数を用いた幾何学的な変換、例えば物体の回転や拡大縮小、あるいは信号処理における位相解析など、大きさや方向が重要な計算を行う際に非常に役立ちます。polarメソッドは引数を必要とせず、呼び出されたComplexオブジェクト自身の状態に基づいて極座標表現を計算して返します。

構文(syntax)

1Complex.polar(5, Math::PI / 4)

引数(parameters)

abs, arg = 0

  • abs: 複素数の絶対値(大きさ)を指定する数値
  • arg = 0: 複素数の偏角(角度)を指定する数値。省略時は0

戻り値(return)

Complex

複素数オブジェクトを、極形式(偏角と絶対値)で表現した複素数オブジェクトとして返します。

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