【Ruby3.x】Process::Tms::new()メソッドの使い方
newメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
基本的な使い方
newメソッドは、Process::Tmsクラスの新しいインスタンスを生成するメソッドです。Process::Tmsは、Rubyプログラムの実行においてCPUが使用された時間に関する詳細な情報を管理するためのクラスです。この情報には、プログラム自身の処理にかかった時間、オペレーティングシステムがそのプログラムのために行った処理にかかった時間、さらにプログラムが起動した子プロセスがCPUを使用した時間などが含まれます。
このnewメソッドを使用すると、utime(ユーザーCPU時間)、stime(システムCPU時間)、cutime(子プロセスのユーザーCPU時間)、cstime(子プロセスのシステムCPU時間)という4つの時間情報を引数として渡すことで、指定された値で初期化されたProcess::Tmsオブジェクトを作成できます。これらの引数は、通常、秒単位の浮動小数点数で指定します。
もし引数を省略してnewメソッドを呼び出した場合、またはどの引数も指定しなかった場合は、すべての時間情報がデフォルト値である0.0に設定されたProcess::Tmsオブジェクトが生成されます。このメソッドは、Process.timesメソッドによって自動的に生成されるProcess::Tmsオブジェクトとは別に、任意の時間情報を持つオブジェクトを明示的に作成したい場合などに利用されます。例えば、特定の時間状態をシミュレートするテストコードを書く際などに役立ちます。
構文(syntax)
1tms = Process::Tms.new
引数(parameters)
utime, stime, cutime, cstime
- utime: ユーザーCPU時間
- stime: システムCPU時間
- cutime: 子プロセスのユーザーCPU時間
- cstime: 子プロセスのシステムCPU時間
戻り値(return)
Process::Tms
Process::Tms.new は、CPU時間などの実行時統計情報を含む Process::Tms オブジェクトを生成します。