【Ruby3.x】Process::Tms::stime=()メソッドの使い方
stime=メソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
基本的な使い方
stime=メソッドは、Process::Tms クラスのインスタンスが保持するシステム時間を設定するメソッドです。Process::Tms オブジェクトは、プロセスがCPUをどのくらい使用したか、その内訳を記録するために用いられるオブジェクトです。特に、システム時間(stime)は、オペレーティングシステム(OS)のカーネルが、プロセスに代わって何らかの処理を実行した時間の合計を表します。これには、ファイルI/O操作、メモリ管理、ネットワーク通信など、OSレベルでの介入が必要な作業にかかった時間が含まれます。
この stime= メソッドを使用すると、Process::Tms オブジェクトの stime プロパティに新しい数値を割り当て、オブジェクトが表現するシステム時間の値を変更することができます。引数には、設定したいシステム時間を秒単位で浮動小数点数として指定します。
通常、Process.times メソッドによって返される標準の Process::Tms オブジェクトは、実行中のプロセスの実際の時間統計を反映しており、その値は読み取り専用として扱われることが一般的です。そのため、stime= メソッドは、標準の Process::Tms オブジェクトの動作を変更するためではなく、独自の Tms オブジェクトを構築したり、テスト目的などで特定のシナリオで時間を明示的に設定したりする場合に役立ちます。これにより、プロセスのシステム時間の振る舞いを柔軟に制御したり、検証したりすることが可能になります。
構文(syntax)
1tms = Process.times 2tms.stime = 12.34
引数(parameters)
v
- v: CPU時間(秒)を表す数値
戻り値(return)
Float
stime= メソッドは、プロセスがユーザーCPU時間を使用していた総時間を設定するために使用されます。このメソッドは、設定された秒数をFloat型で返します。