【Java】DockerでJavaの環境構築をする

開発環境

• Visual Studio Code:version 1.73.0
• OS:Windows10
• Docker Engine:v23.0.5

DockerでJavaの環境構築をする手順

DockerでJavaの環境構築をする手順について解説していきます。

ディレクトリ構成

今回のディレクトリ構成は下記を目指していきます。

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1# Directory structure
2project-root/
3├── docker/
4│   ├── java/             # Javaコンテナ(Dockerfile)
5├── src/                  # スクリプトなどのソースコード
6└── docker-compose.yml    # Docker Composeファイル

Dockerfileを作成

まずはDockerfileを作成していきます。 docker/java/ディレクトリの直下にDockerfileを作成し、以下のようにしてください。

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1# docker/java/Dockerfile
2FROM openjdk:23
3
4WORKDIR /app

docker-compose.ymlを作成

次にdocker-compose.ymlを作成していきます。 ルートディレクトリの直下にdocker-compose.ymlを作成し、以下のようにしてください。

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1# docker-compose.yml
2version: '3.8'
3
4services:
5  java:
6    build:
7      context: .
8      dockerfile: docker/java/Dockerfile
9    container_name: java
10    volumes:
11      - ./src:/app
12    stdin_open: true
13    tty: true

ソースコードの準備

次にソースコードの準備をしていきます。 src/ディレクトリの直下にHelloWorld.javaを作成し、以下のようにしてください。

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1# src/HelloWorld.java
2public class HelloWorld {
3    public static void main(String[] args) {
4        System.out.println("Hello World");
5    }
6}

Dockerイメージをビルド

次にDockerイメージをビルドします。 まずは以下のコマンドでプロジェクトディレクトリに移動します。

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1cd project-root

以下のコマンドでイメージをビルドします。

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1docker-compose build

以下のコマンドでコンテナを起動します。

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1docker-compose up -d

Dockerコンテナ内でJavaを実行

最後にDockerコンテナ内でJavaを実行します。 まずは以下のコマンドで実行中のコンテナ内でbashシェルを起動します。

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1docker-compose exec java bash

以下のコマンドでJavaを実行します。

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1javac HelloWorld.java
2java HelloWorld

ターミナルの標準出力に「Hello World」と表示されていれば環境構築は完了です。

まとめ

今回はDockerでJavaの環境構築をする手順について解説していきましたが、いかがだったでしょうか。 Dockerを使えば簡単に開発環境を構築することができますし、共同開発者に同じ環境を提供することができるなど、たくさんのメリットがあります。 Dockerを使った開発は必須となりつつありますので、是非、チャレンジしてみてください。