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【ITニュース解説】【Pythonでデータベースを扱おう】「SQLite3」を使ってWebサイトのアバウトページを作成しよう!

2025年09月16日に「CodeZine」が公開したITニュース「【Pythonでデータベースを扱おう】「SQLite3」を使ってWebサイトのアバウトページを作成しよう!」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

Pythonを使ったバックエンド開発を学ぶ連載。今回はWebアプリ「一筆書きBBS」のアバウトページ作成を通じ、Pythonでデータベース「SQLite3」を扱う方法を解説する。Web開発におけるデータベース連携の基礎がわかる。

ITニュース解説

「Pythonでデータベースを扱おう」「SQLite3」を使ってWebサイトのアバウトページを作成するという記事は、システムエンジニアを目指す初心者にとって、Webアプリケーションのバックエンド開発の基礎を学ぶ上で非常に重要な一歩となる。この記事は、Pythonを使ってウェブアプリケーションの裏側を支える技術、つまりバックエンド開発を学習する連載の一部であり、特にデータベースの利用に焦点を当てている。

まず、Webアプリケーションとは何だろうか。私たちが普段インターネットで見ているウェブサイトは、大きく分けて「フロントエンド」と「バックエンド」という二つの部分で成り立っている。フロントエンドは、ブラウザに表示されるデザインや操作部分、つまりユーザーが直接見て触れる部分だ。一方でバックエンドは、その裏側でデータの処理や保存、ウェブページの内容生成などを行う部分で、ユーザーからは直接見えない。Pythonは、このバックエンド開発において非常に強力なツールとなる言語の一つであり、多くのウェブサービスで利用されている。

この連載では、「一筆書きBBS」という、ベジェ曲線でお絵描きして公開できる掲示板アプリケーションの開発を通じて、Pythonでのバックエンド開発を学んでいく。今回の第5回では、そのウェブサイトの最初に表示される「アバウトページ」を作成する方法を解説している。アバウトページとは、ウェブサイトやサービスがどのようなものであるか、誰が運営しているかといった基本的な情報をユーザーに提供するページのことだ。通常、ウェブサイトの目的や概要、連絡先などが記載されており、ウェブサイトを訪れた人が最初に目にする情報の要となることが多い。

なぜ、アバウトページの作成が重要なのか。それは、単に情報を表示するだけでなく、将来的に掲示板機能のような動的なコンテンツを扱うための基礎練習となるからだ。アバウトページの内容は、多くの場合、静的な情報だが、それをデータベースから読み込んで表示するというプロセスを学ぶことで、投稿内容やユーザー情報をデータベースに保存し、表示するといった、より複雑な機能の土台を築くことができる。

ここで登場するのが「データベース」だ。データベースとは、大量のデータを効率的に整理し、保存し、必要に応じて取り出せるようにするための仕組みだ。ウェブサイトでは、ユーザー情報、投稿内容、商品情報など、さまざまなデータを管理する必要がある。これらのデータを一時的にメモリに保存するだけでは、ウェブサイトを閉じたり、サーバーが再起動したりするとデータが失われてしまう。永続的にデータを保存し、いつでも利用できるようにするためにデータベースが不可欠なのだ。

記事で使われている「SQLite3」は、数あるデータベース管理システムの中でも特に初心者に優しい特徴を持っている。一般的なデータベースは、サーバーとして常に稼働し、多くのユーザーからの要求に応える複雑なシステムであることが多いが、SQLite3はファイルベースのデータベースだ。つまり、一つのファイルの中にすべてのデータが保存されるため、特別なデータベースサーバーをセットアップする必要がなく、非常に手軽に利用開始できる。Pythonとの相性も抜群で、Pythonの標準ライブラリとして提供されているため、追加で何かをインストールすることなくすぐに使い始められる点も、学習者にとって大きなメリットだ。

では、PythonとSQLite3を使ってアバウトページを作成するとは具体的にどのような流れになるのだろうか。まず、アバウトページに表示したい内容(例えば、ページのタイトル、本文、作成日時など)をデータとして整理する。次に、これらのデータをSQLite3のデータベースファイルに保存するための処理をPythonで記述する。これは、データベースの中にテーブルと呼ばれる表を作成し、そこに情報を挿入する操作にあたる。一度データベースに情報が保存されれば、Pythonプログラムがそのデータベースファイルから必要な情報を読み出すことができるようになる。

Webサイトとして表示する際には、Pythonプログラムがデータベースからアバウトページのタイトルや本文などのデータを取得し、それらのデータを使ってHTML形式のウェブページを生成する。生成されたHTMLがユーザーのウェブブラウザに送られ、ブラウザがそれを解釈してアバウトページとして表示する、というのが一連の流れだ。このプロセスを通じて、データの保存、読み出し、そしてウェブページへの表示という、バックエンド開発の基本的なサイクルを体験できる。

このアバウトページ作成の経験は、連載の最終目標である「一筆書きBBS」の開発において非常に重要な土台となる。掲示板では、ユーザーが描いた絵やコメントといった、より複雑で動的なデータを多数扱うことになる。アバウトページで学んだデータベースへの情報の保存と読み出しの知識は、これらの絵やコメントをデータベースに格納し、ウェブページに表示するための技術に直結する。例えば、新しい投稿があった際にその情報をデータベースに追加し、ウェブサイトを訪れた人が投稿一覧を見たときに、データベースから最新の投稿を取得して表示するといった機能は、アバウトページの作成で学んだ技術の応用で実現できるのだ。

このように、PythonとSQLite3を使ったアバウトページの作成は、単に一つのページを作るだけでなく、データベースの概念、バックエンド開発の基本的な流れ、そしてより複雑なウェブアプリケーションを構築するための土台を学ぶ絶好の機会を提供する。システムエンジニアを目指す上では、このようなデータの永続的な管理と、それをWeb上で表現する技術は必須の知識であるため、この記事を通じて得られる経験は非常に価値のあるものとなるだろう。

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