【ITニュース解説】You Don't Need to Be a Genius to Code. You Just Need This Checklist.
2025年09月15日に「Dev.to」が公開したITニュース「You Don't Need to Be a Genius to Code. You Just Need This Checklist.」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
プログラミングに天才は不要。問題を小さく分解し、調べ、失敗を恐れず簡単なものから作ること。完璧より完成を優先し、継続して実践し、小さな成功を祝い、まず始めることが、システムエンジニアへの道を拓く。
ITニュース解説
システムエンジニアを目指す上で、プログラミングが非常に複雑で、一部の天才にしか扱えない特殊な技術だと感じているかもしれない。多くの人は、画面に意味不明なコードを打ち込み、瞬時にウェブサイトやアプリケーションを生み出す開発者の姿を見て、自分には無理だと考えてしまうことがある。
しかし、それは誤解である。プログラミングの真実は、天才的なひらめきではなく、粘り強さと適切なプロセスに従う能力にこそある。一流のプログラマーも、全てを記憶しているわけではない。彼らは問題に直面したとき、パニックに陥ることなく、体系的な手順に従って解決していく。これから説明する九つの項目は、そのプロセスを具体化したものであり、特別な才能がなくても実践できることばかりである。
まず、どんなに大きな問題でも、それを極限まで小さく分解することが重要である。たとえば「ウェブサイトを構築する」という大きな目標を立てると、途方もなく感じるかもしれない。しかし、それを「ボタンを作成する」「ボタンにマウスを重ねると色を変える」「ボタンをクリックするとテキストを表示する」といった具体的な、そして非常に小さなタスクに分割することで、一歩ずつ進むことができる。小さな成功体験が次のステップへの原動力となる。
次に、プロのように検索するスキルを身につけることが不可欠だ。プログラマーはすべてのコードや解決策を記憶しているわけではない。彼らは、必要な情報を素早く正確に見つけ出す方法を知っている。「CSSでdivを中央に配置する方法」や「JavaScriptで要素をIDで取得する方法」といった具体的な質問を検索エンジンに入力し、得られたコードをコピーして、それが何をしているのかを理解することに努めるべきである。暗記ではなく理解が重要となる。
そして、コードを壊すことを恐れてはならない。初心者が最も恐れることの一つに、自分の書いたコードが動かなくなることへの不安がある。しかし、コードは必ず壊れるものであり、誰もが経験することだ。時には意図的に変数名を変更したり、閉じタグを削除したりして、エラーメッセージがどのように表示されるかを確認してみることも有効である。エラーメッセージは敵ではなく、問題解決のための貴重な手がかりとなる。
最初のプロジェクトは、可能な限りシンプルで、ほとんど「愚か」とさえ思えるようなもので構わない。次世代の画期的なアプリケーションを作る必要はない。単純なToDoリストや電卓、あるいはリストからランダムなジョークを表示するページなど、どんなに簡単なものでも良い。完璧を目指して何も始めないよりも、簡単なものでも一つ完成させることによって得られる自信は計り知れない。
また、最初に書くコードが美しくないことを受け入れるべきである。数ヶ月後に自分の書いたコードを見て、恥ずかしく感じることもあるかもしれないが、それは進歩している証拠である。完璧なコードを目指すことは、多くの場合、完成を遅らせる原因となる。まずは動くコードを書くことに集中し、後からいくらでも改善することができる。完成させることの方が、完璧を追求することよりもはるかに価値がある。
一人で悩まず、問題を声に出して説明することも非常に有効な手段である。行き詰まりを感じ、孤立しているように思うかもしれないが、すべての開発者がこの経験をしてきている。解決策は、問題を誰かに(あるいはゴム製のアヒルに)説明することによって見つかることが多い。口に出して説明する行為そのものが、思考を整理し、解決の糸口を発見させる効果がある。これは「ラバーダックデバッグ」として知られる、実際のプログラマーが使う手法である。
長時間の集中作業よりも、短時間の継続が重要である。毎週土曜日に10時間ぶっ通しでコードを書くようなやり方は、燃え尽きる可能性が高い。それよりも、毎日20分でも良いので、コンスタントにプログラミングに取り組む習慣を身につける方が、持続可能なスキルアップにつながる。小さな積み重ねが、驚くほど大きな成果を生み出す。
小さな成功を積極的に祝うこと。コンソールにメッセージが表示されただけでも、あるいは要素を画面中央に配置できただけでも、それは立派な勝利である。大規模なアプリケーションを完成させるまで喜びを待つ必要はない。チュートリアルを一つ終えたり、バグを修正したり、あるいは挫折しそうになった時に一歩引いて休憩を取ったりすることも、小さな進歩として認識し、自分を褒めるべきである。この学習の道のりは、数えきれないほどの小さな勝利によって築かれていく。
そして最も重要なのは、とにかく始めることである。「適切な時期」や「もう少し学んでから」という考えは、行動を阻害するだけだ。完璧な準備が整う日は永遠に来ない。今すぐにコードエディタを開き、たった一行でも良いのでコードを書いてみることだ。「console.log("Hello, world");」と入力するだけでも、あなたはもうプログラマーの一員である。特別な才能は必要ないことがわかるだろう。
プログラミングは魔法ではない。それは、行動することであり、自己の疑念よりも確立されたプロセスを信頼することである。この項目を一つずつ実行に移すことで、確実にスキルを身につけ、システムエンジニアとしての道を歩むことができる。