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PG(ピーエージー)とは | 意味や読み方など丁寧でわかりやすい用語解説

PG(ピーエージー)の意味や読み方など、初心者にもわかりやすいように丁寧に解説しています。

作成日: 更新日:

読み方

日本語表記

プログラマー (プログラマー)

英語表記

Programmer (プログラマー)

用語解説

PGとは、プログラマー(Programmer)の略称である。情報システム開発において、コンピュータが実行できる具体的な指示を記述する専門職を指す。システムエンジニア(SE)が作成した設計書や仕様書に基づき、プログラミング言語を用いてソースコードを記述し、ソフトウェアやアプリケーション、システムといったプログラムを形にする役割を担う。IT開発プロジェクトの下流工程に位置づけられることが多く、システムの機能や動作を直接的に実装する、開発現場の中心的な存在である。

プログラマーの具体的な業務は多岐にわたる。まず、上位工程で作成された設計書を正確に理解し、プログラムとして実装するための詳細な計画を立てることから始まる。この設計書には、システムの機能、データの構造、画面のレイアウト、処理の流れなどが記述されており、プログラマーはこの内容を深く読み解き、曖昧な点があればシステムエンジニアに確認して認識をすり合わせる。次に、選定されたプログラミング言語(例えばJava、Python、C#、JavaScript、PHP、Rubyなど)を用いて、設計されたロジックや機能をコードとして記述していく。このコーディング作業は、単に命令を羅列するだけでなく、可読性や保守性、実行効率を考慮した高品質なコードを作成することが求められる。

コーディングが完了すると、作成したプログラムが設計通りに動作するかを確認するためのテストを実施する。これは「単体テスト」と呼ばれ、自身が開発した個々の機能やモジュールが期待通りに動作するかを検証する。単体テストで問題がなければ、複数のモジュールを組み合わせて動作を確認する「結合テスト」に進むこともある。テスト中に発見された不具合や誤り、いわゆるバグ(Bug)は、その原因を特定し修正する「デバッグ(Debug)」作業を行う。デバッグは、プログラムの動作を詳細に追い、エラーが発生している箇所やロジックの誤りを発見する高度な分析能力が求められる作業である。これらのテストとデバッグを繰り返し、プログラムの品質を高めていく。

さらに、プログラマーは自身の作成したコードやプログラムの動作に関する技術文書を作成・更新することも重要な業務である。これは、将来の保守や機能追加の際に、他の開発者がプログラムの内容を理解しやすくするために不可欠な作業である。また、開発チーム内でコードの品質を均一に保つために行われる「コードレビュー」に参加し、自身のコードを他者にレビューしてもらったり、他のメンバーのコードをレビューしたりする機会も多い。この過程で、より良い実装方法や潜在的なバグの発見につながることもある。複数人での開発においては、コードの変更履歴を管理し、競合を避けるための「バージョン管理システム」(Gitなどが代表的)の利用も必須のスキルである。

プログラマーに求められるスキルは多岐にわたる。まず、一つ以上のプログラミング言語に対する深い知識と、それを問題解決に応用する能力は必須である。また、複雑な問題を分解し、論理的な手順で解決に導く「論理的思考力」や「問題解決能力」も極めて重要である。設計書を正確に理解するための「読解力」も欠かせない。IT技術は日進月歩であり、新しい言語やフレームワーク、開発手法が次々と登場するため、常に新しい技術を学び続ける「学習意欲」もプログラマーにとって不可欠な資質である。チームで開発を進めることがほとんどであるため、円滑なコミュニケーションを図るための「協調性」や「コミュニケーション能力」も重要視される。

IT開発プロジェクトにおいて、プログラマーはシステムエンジニア(SE)やプロジェクトマネージャー(PM)といった他の職種と密接に連携する。一般的に、システムエンジニアがシステムの要件定義、設計といった上流工程を担当し、その設計に基づいてプログラマーが実装という下流工程を担う。ただし、中小規模のプロジェクトや企業では、システムエンジニアがプログラミングも兼任するケースや、プログラマーが設計の一部を担当するケースも少なくない。プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の進捗管理や資源配分を行い、プログラマーはPMの指示のもとで開発タスクを遂行する。また、品質保証を担当するテスターは、プログラマーが作成したプログラムの機能や品質を最終的に評価・検証する役割を担う。

プログラマーとしてのキャリアパスは多様である。多くのIT技術者はプログラマーとしてキャリアをスタートし、経験を積むことで、より上流工程を担当するシステムエンジニアや、チームを率いるプロジェクトリーダー(PL)、プロジェクト全体の管理を行うプロジェクトマネージャー(PM)へとステップアップしていく。また、特定の技術領域における深い知識と経験を活かし、技術アーキテクトや特定のプログラミング言語のエキスパートといったスペシャリストの道に進むことも可能である。Web開発、モバイルアプリケーション開発、組み込みシステム開発、人工知能(AI)開発、データサイエンスなど、IT分野は幅広く、それぞれの分野で求められる専門知識や技術は異なるため、自身の興味や得意分野に合わせて専門性を深めていくことが重要である。フロントエンド開発(ユーザーが直接触れる部分)とバックエンド開発(サーバー側の処理やデータベース連携)のように、同じWeb開発でも専門性が分かれることもある。

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