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【ITニュース解説】Day 2:Variables in Python

2025年09月17日に「Dev.to」が公開したITニュース「Day 2:Variables in Python」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

Pythonの変数は、数値や文字列などの情報を格納する「箱」のようなもの。一度格納すればプログラム中で何度も再利用でき、コードの管理や変更を容易にする。具体的な代入と出力のコード例を通じて、変数の基本的な使い方を解説している。

出典: Day 2:Variables in Python | Dev.to公開日:

ITニュース解説

システム開発の第一歩として、Pythonプログラミングにおける「変数」の概念と、作成したコードを管理する方法について解説する。

プログラミングにおける変数は、まるで情報を一時的に保管する「入れ物」のようなものだ。この入れ物には、数字や文字の並び(文字列)、あるいは真偽(TrueかFalseか)といったさまざまな種類の情報を入れることができる。一度情報を入れれば、その入れ物に付けた名前(変数名)を使って、プログラムのどこからでもその情報を取り出して利用できる。例えば、ある人の名前や好きな食べ物といった情報をプログラムで使いたいとき、その情報を変数に格納しておけば、後からその変数名を使うだけで情報を参照できる。

記事のコード例を見てみよう。「first_name = "sanaipei"」という行は、「first_name」という名前の変数に、「sanaipei」という文字列を代入していることを意味する。「=」記号は、左側の変数に右側の値を割り当てる役割がある。文字列を扱う際には、必ず「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要がある。これは、プログラムに、これがただの言葉ではなく、文字の並びとして扱ってほしいと指示するためだ。同様に、「last_name = "Lenapunya"」、「food = "Pilau"」、「email = "sanaipei@gmail.com"」といった行で、それぞれ対応する変数に文字列が代入されている。

次に、「print(first_name)」や「print(last_name)」といった行がある。この「print()」関数は、括弧の中に入れた変数の値や文字列を画面に出力するための命令だ。これらの行を実行すると、「first_name」という変数に格納されている「sanaipei」という文字列や、「last_name」に格納されている「Lenapunya」という文字列が、それぞれ画面に表示される。

さらに便利なのは、複数の変数を組み合わせて一つの文章として表示する方法だ。記事では「print(f"Hello {first_name} {last_name}")」という記述がある。これは「f-string(エフストリング)」と呼ばれるPythonの特別な書き方で、文字列の前に「f」をつけ、波括弧「{}」の中に変数名を書くことで、その変数の値が直接文字列の中に埋め込まれて表示される。この例では、「Hello sanaipei Lenapunya」というメッセージが画面に出力されることになる。この方法を使えば、複数の情報を使って動的なメッセージや情報を簡単に作成できるため、プログラムの出力を見やすく、分かりやすくする上で非常に役立つ。

変数を使うことの最大の利点は、コードの再利用性と保守性の向上にある。同じ情報をプログラムの中で何度も使う場合、その情報を直接書き込むのではなく、変数に格納して利用すれば、コードが簡潔になる。もしその情報が後から変更されたとしても、変数の値を代入している箇所を一箇所修正するだけで、プログラム全体にその変更が反映されるため、コードの管理が格段に楽になる。これは、大規模なシステム開発において、エラーを減らし、効率的な開発を進める上で不可欠な考え方だ。

システムエンジニアとしてプログラムを書く上で、作成したコードを適切に管理することは極めて重要だ。書いたコードがどこにあるのか、いつどのような変更を加えたのか、以前の状態に戻したい場合はどうすれば良いのか、といった課題を解決するのが「Git(ギット)」というバージョン管理システムと、「GitHub(ギットハブ)」のようなコード共有プラットフォームだ。

記事では、「git add 'day2(variable).py'」、「git commit -m "variables in python"」、「git push」という一連のコマンドが使われている。これは、今回書いたPythonコードの変更履歴をGitで記録し、GitHubに保存するまでの一連の流れを示している。

まず、「git add」は、新しく作成したり変更したりしたファイルをGitで追跡対象に加えるためのコマンドだ。Gitは、このコマンドで指定されたファイルを「変更があるかもしれないファイル」として認識し、次のステップで記録する準備をする。次に、「git commit」は、その時点でのファイルの変更内容を「コミット」という単位で記録する。このとき、「-m "variables in python"」のようにメッセージを添えることで、どのような変更を行ったのかを後から確認できるようになる。これは、まるで日記にその日の出来事を記録するようなもので、いつ、誰が、何のためにコードを変更したのかという履歴を明確に残すことができる。この履歴は、問題が発生した際に原因を特定したり、過去の安定したバージョンに戻したりする際に非常に役立つ。

最後に「git push」は、自分のローカルコンピュータに保存したこれらの変更履歴(コミット)を、GitHubのようなインターネット上にあるリモートのリポジトリ(コード保管場所)にアップロードするコマンドだ。これにより、自分の書いたコードがインターネット上の安全な場所にバックアップされ、いつでもどこからでもアクセスできるようになる。また、チームで開発を進める際には、他のメンバーとコードを共有したり、共同で開発を進めたりすることも可能になる。GitとGitHubは、システム開発において不可欠なスキルであり、自分の進捗を管理し、コードを安全に保管し、チームと協力するための基本的な手順なのだ。

記事の最後には、読者へのチャレンジとして、いくつかの変数を作成し、それらを使って文章を出力する課題が提示されている。実際に自分で手を動かし、変数を作成し、その値を操作し、出力してみることで、今回学んだ変数の概念やGitを使ったコード管理の重要性をより深く理解できるだろう。システムエンジニアを目指す上で、このような基礎的な知識と実践は、将来の複雑なシステム開発を支える強固な土台となる。

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