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【ITニュース解説】日本語プログラミング言語Mindの小技 「論理演算」~AND(論理積) OR(論理和) XOR(排他的論理和) NOT(否定)~

2025年09月13日に「Qiita」が公開したITニュース「日本語プログラミング言語Mindの小技 「論理演算」~AND(論理積) OR(論理和) XOR(排他的論理和) NOT(否定)~」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

システムエンジニアを目指す初心者向けに、日本語プログラミング言語Mindにおける論理演算(AND, OR, XOR, NOT)の基礎と使い方を解説する。プログラミングの条件判断に不可欠な、重要な基本知識が学べる。

ITニュース解説

システムエンジニアを目指す上で、プログラミングの基礎となる考え方の一つに「論理」がある。プログラムは、私たちが日常的に行う判断をコンピューターに実行させるための指示の集まりだ。この判断の多くは「もしAという条件が真ならば、Bを実行する」といった形で組み立てられる。その「真か偽か」を扱うための基本的な道具が論理演算である。

日本語プログラミング言語Mindは、その名の通り日本語でプログラムを記述できる特徴を持つ。そのため、英語ベースのプログラミング言語に比べ、日本人にとっては直感的にコードを読み書きしやすい側面がある。このMind言語においても、プログラムの複雑な条件分岐やデータのフィルタリングを行う際に不可欠なのが論理演算だ。

論理演算は、二つの「真(True)」か「偽(False)」の値を取り、それらを組み合わせて新たな「真」か「偽」の結果を導き出す。これは、コンピューターが0と1で情報を処理する仕組みと非常に親和性が高い。具体的な論理演算には、AND(論理積)、OR(論理和)、XOR(排他的論理和)、NOT(否定)の四種類がある。

まず、AND(論理積)について説明する。ANDは「かつ」という意味で、複数の条件がすべて真である場合にのみ、結果が真となる演算だ。例えば、「気温が25度以上である」かつ「湿度が60%以上である」という二つの条件を考える。この場合、両方の条件が真であれば「不快指数が高い」という結果が真となるが、どちらか一つでも偽であれば「不快指数が高い」という結果は偽となる。Mind言語では、「A が 真 かつ B が 真」のように表現できる。この演算は、複数のチェック項目がすべてクリアされたときだけ特定の処理を実行したい場合などに非常に有効だ。

次に、OR(論理和)は「または」という意味で、複数の条件のうち、どれか一つでも真であれば結果が真となる演算だ。例えば、「平日の午前9時から午後5時である」または「休日の午前10時から午後6時である」という条件を考える。どちらかの条件が真であれば「営業中である」という結果が真となる。両方の条件が偽である場合にのみ、結果は偽となる。Mind言語では、「A が 真 または B が 真」のように記述する。ログイン時に「ユーザー名が正しい」または「メールアドレスが正しい」というような、複数の認証方法のうちどれか一つが成功すれば良い場合に利用できる。

XOR(排他的論理和)は、ANDやORとは少し異なる特殊な論理演算だ。XORは「どちらか片方だけが真である」場合に結果が真となる演算である。つまり、二つの条件が両方とも真の場合や、両方とも偽の場合には結果が偽となる。例えば、「Aさんは出席している」XOR「Bさんは出席している」という条件で、「どちらか片方だけがその場にいる」という状況を判断したい場合に利用できる。両方がいれば偽、両方ともいなければ偽となる。これは、二つの選択肢のうち、必ずどちらか一方だけを選ばせたいといった場面で役立つ。Mind言語では、「A が 真 排他的論理和 B が 真」といった形で表現されるだろう。

最後に、NOT(否定)は、一つの条件の真偽を反転させる演算だ。真であれば偽に、偽であれば真に変換する。例えば、「雨が降っている」という条件が真であれば、そのNOTは「雨が降っていない」となり偽となる。逆に「雨が降っている」が偽であれば、NOTは「雨が降っていない」となり真となる。Mind言語では、「A が 真 ではない」のように書かれることが多い。この演算は、ある条件が満たされていない場合に処理を行いたい場合や、条件のチェックを反転させたい場合に非常に便利だ。

これらの論理演算を組み合わせることで、プログラムは非常に複雑な状況判断を行うことができるようになる。例えば、「ユーザーが管理者である」かつ(「閲覧権限がある」または「編集権限がある」)といった形で、複数の論理演算を入れ子にして利用することも可能だ。Mind言語では、これらの論理演算を日本語のキーワードで直感的に記述できるため、プログラミング初心者でも論理の流れを理解しやすいという利点がある。

システム開発の現場では、ユーザーの操作に応じて画面表示を切り替えたり、データベースから特定の条件を満たすデータのみを抽出したり、外部システムからの入力値が正しいかを確認したりと、あらゆる場面で論理演算が使われている。特に、大規模なシステムになればなるほど、条件判断は複雑になり、論理演算を適切に使いこなす能力が求められる。Mind言語を通じて論理演算の基本を学ぶことは、どのようなプログラミング言語を学ぶ上でも非常に価値のある経験となる。論理的な思考は、プログラミングだけでなく、問題解決全般において重要なスキルだからだ。

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