Webエンジニア向けプログラミング解説動画をYouTubeで配信中!
▶ チャンネル登録はこちら

【JavaScript ECMAScript】Number::Number.EPSILON静的データプロパティの使い方

Number.EPSILON静的データプロパティの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。

作成日: 更新日:

基本的な使い方

Number.EPSILON定数は、数値の1と、JavaScriptで表現できる1よりも大きい最小の数値との差を表す定数です。これは約2.220446049250313e-16という非常に小さな値です。

JavaScriptの数値は浮動小数点数として扱われるため、すべての小数を完全に正確に表現できるわけではなく、計算の過程でごくわずかな誤差が生じることがあります。これは、コンピューターが無限に続く小数を限られたメモリで表現する際の避けられない特性です。

Number.EPSILONは、このような浮動小数点数演算によって発生する微細な誤差を考慮する際に利用されます。特に、2つの浮動小数点数が「実質的に等しい」かどうかを判定する場面で役立ちます。厳密な等価比較(===)では、わずかな誤差でも異なる値とみなされてしまいますが、Math.abs(a - b) < Number.EPSILON のように、2つの数値の差がこの定数よりも小さい場合に「実質的に等しい」と判断できます。これにより、誤差を許容した安定した比較が可能になり、浮動小数点数を含む計算の信頼性を高めるために利用されます。

公式リファレンス: Number.EPSILON

構文(syntax)

1const epsilonValue = Number.EPSILON;
2console.log(epsilonValue);

引数(parameters)

引数なし

引数はありません

戻り値(return)

number

Number.EPSILONは、1と、それよりわずかに大きい数値との差を表す定数です。浮動小数点数の計算における精度の限界を示します。

関連コンテンツ

関連プログラミング言語