【JavaScript ECMAScript】Number::Number.prototype.toFixedインスタンスメソッドの使い方
Number.prototype.toFixed()インスタンスメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
基本的な使い方
Number.prototype.toFixed()メソッドは、Numberオブジェクトのインスタンス、すなわちJavaScriptで扱う数値に対して呼び出され、その数値を指定された小数点以下の桁数に丸めて文字列として表現するメソッドです。
このメソッドは、引数としてdigitsという数値をオプションで受け取ります。digitsは、小数点以下の桁数を0から100までの整数で指定します。例えば、digitsに2を指定すると、小数点以下2桁の文字列が生成されます。この引数を省略した場合、小数点以下の部分は含まれず、数値の整数部分が文字列として返されます。
戻り値は、指定された桁数で丸め処理が施された数値を表す文字列です。必要に応じて、小数点以下の桁数を埋めるために末尾にゼロが追加されます。例えば、12.3.toFixed(2)は"12.30"を返します。また、非常に大きな数値や小さな数値が科学的記数法(指数表記)で表現されている場合でも、このメソッドは通常の十進数表記に変換して処理します。
digitsに0未満や100を超える値、または数値以外の値が指定された場合、RangeErrorなどのエラーが発生する可能性がありますのでご注意ください。このメソッドは数値の表示形式を整えるために特に役立ちますが、戻り値が文字列であるため、その結果を再度数値として演算に使用する際は、parseFloat()などの関数で明示的に数値型に変換する必要があります。通貨表示や、レポートで数値を一定の形式で表示したい場合などに頻繁に利用されます。
構文(syntax)
1const numberObject = 123.45678; 2const fixedNumberString = numberObject.toFixed(2);
引数(parameters)
digits = 0
- digits: number = 0: 表示する小数点以下の桁数を指定する数値。0から20の範囲で指定します。
戻り値(return)
String
指定された桁数に丸められた数値の文字列表現を返します。