【Ruby3.x】Time::utc()メソッドの使い方
utcメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
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基本的な使い方
utcメソッドは、Timeオブジェクトが保持する時刻情報を、協定世界時(UTC)に変換した新しいTimeオブジェクトを生成して返すメソッドです。
Timeオブジェクトは通常、コンピューターのシステム設定に基づいてローカルタイムゾーンの時刻として扱われます。しかし、システムエンジニアとしてアプリケーションを開発する際には、世界中のどこからアクセスしても一貫した時刻を扱ったり、複数のサーバー間で時刻情報を正確にやり取りしたりする必要が生じます。このような場合に、タイムゾーンの影響を受けずに時刻を一意に識別するための基準となるのがUTC(Universal Coordinated Time)です。
このメソッドを使用することで、既存のTimeオブジェクトのローカル時刻表現から、タイムゾーンの概念を排除した世界共通の時刻表現へと変換できます。例えば、日本の時刻で作成されたTimeオブジェクトをutcメソッドで変換すると、タイムゾーンがUTCのTimeオブジェクトとして扱われるようになります。これは、異なるタイムゾーンのユーザー間でイベント時刻を共有する際や、サーバーログに記録する時刻を標準化する際などに非常に有用です。元のTimeオブジェクト自体は変更されず、UTCに変換された新しいTimeオブジェクトが返されますので、安心してご利用いただけます。
構文(syntax)
1Time.utc(2023, 1, 1, 0, 0, 0)
引数(parameters)
year, month = 1, day = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, micro_sec = 0
- year: integer: 年を指定します
- month: integer = 1: 月を指定します (デフォルトは1月)
- day: integer = 1: 日を指定します (デフォルトは1日)
- hour: integer = 0: 時を指定します (デフォルトは0時)
- min: integer = 0: 分を指定します (デフォルトは0分)
- sec: integer = 0: 秒を指定します (デフォルトは0秒)
- micro_sec: integer = 0: マイクロ秒を指定します (デフォルトは0マイクロ秒)
戻り値(return)
Time
UTC(協定世界時)での時刻を表す新しいTimeオブジェクトを返します。