【ITニュース解説】15 Takeaways From "Breaking in the Mindset That Gets You Hired" With ALX Community
2025年09月15日に「Dev.to」が公開したITニュース「15 Takeaways From "Breaking in the Mindset That Gets You Hired" With ALX Community」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
システムエンジニアを目指す初心者は、成長を促す挑戦を選び、ネットワークを活用して仕事を探そう。学んだことをブログなどで発信し、ポートフォリオ代わりにしよう。簡単なアプリ開発で実践力を磨き、AIを賢く使いつつ、困難な課題は自力で解決する粘り強さが重要だ。
ITニュース解説
システムエンジニアを目指す初心者にとって、キャリアをスタートさせ、成長していくためには、技術スキルだけでなく、仕事への向き合い方や考え方が非常に重要になる。この記事では、初めてコーディング職に就くために必要なマインドセットの転換について、具体的な15の教訓が提示されている。
まず、キャリア成長において大切なのは、自分の「グレーゾーン」と「成長ゾーン」を区別することである。グレーゾーンとは慣れていて快適な仕事の領域を指し、成長ゾーンとは自分のスキルを伸ばす挑戦的な仕事の領域を意味する。キャリアを成長させるためには、快適な領域にとどまらず、少し怖く感じるようなことにも積極的に挑戦し、成長ゾーンへ踏み出す必要がある。安定ばかりを求めると成長は止まってしまうからである。
次に、企業が定める画一的な出世階段を追い求めるのではなく、自分自身の成功基準を明確に設定し、自分なりのキャリアパスを築くことが推奨されている。単に懸命に働くことだけでは、必ずしも望む結果が得られるとは限らない。自分にとっての成功を定義し、それを目指すことで、より充実したキャリアを歩めるだろう。
また、職場で際立つためには、他の人がやりたがらない仕事を自ら進んで引き受け、それを確実にこなすことが有効な方法である。これは、ハードワークとは異なる形で自身の価値を示す手段となる。
リモートワークが普及する現代においては、異なる文化圏での仕事の進め方やコミュニケーションのスタイルを理解することも不可欠である。例えば、ラテンアメリカ圏の文化ではミーティング前の雑談が一般的だが、アメリカ企業では直接的で要点を重視する傾向がある。こうした文化的な期待の違いを認識し、適応する姿勢が求められる。
ジュニアエンジニアとシニアエンジニアでは、求められる振る舞いが異なる点も指摘されている。ジュニアの段階では、新しいことを学ぶ意欲と、指示に従う能力を示すことが重要である。一方、シニアになると、多くの指示を必要とせず、自律的に問題を解決し、プロジェクトを推進する能力が評価されるようになる。
最初の仕事を見つける際には、個人的および専門的な人脈を積極的に活用することが非常に有効である。求人サイト経由の応募だけでなく、オンライン・オフライン問わず人とのつながりを築き、紹介を通じて機会を得ることは、採用の競争を有利に進める強力な手段となる。人脈はまさに「資産」だと言える。
フィードバックを受け取った際には、すぐに自分の行動を説明したり正当化したりする誘惑に抗い、感謝の意を伝え、その内容に基づいて行動することが重要である。素直にフィードバックを受け入れ、改善に繋げる姿勢は、自己成長を促す上で不可欠である。
次に、ライティングスキルの重要性について述べられている。オンラインでのライティングは、キャリアにとって最も報われるスキルのひとつであり、リサーチ力とコミュニケーション能力を向上させる。ブログを持つことで、予期せぬキャリアの機会が生まれることもある。
自分の書いた文章やオンラインでの存在は、ポートフォリオの代わりにもなり得る。プロジェクトが完了したり、新しい仕事に就いたり、節目を迎えるたびに、そこから得た学びや、もしやり直すならどうするかを書き留めることを推奨している。これらの記事をLinkedInのプロフィールや履歴書で公開することで、自身の能力と経験を示すことができる。
ライティング初心者に対しては、「ワークログ」や「今日学んだこと(Today I Learned)」のような形式から始めることが勧められている。GitHubのリポジトリにREADMEファイルを書く程度の経験しかなければ、まずは学んでいることや使っているリソースを記録することから始めるのが最も簡単な方法である。
技術スキルに関しては、シンプルなアプリケーションやプロジェクトを自力で構築したり、既存のアプリケーションやその一部の機能を模倣して作成したりすることで、実践的な練習を積むことが推奨されている。
優れたコーダーになるために、多くのプログラミング言語を習得する必要はない。HTML、CSS、JavaScript、一つのバックエンド言語(JavaScriptも含む)、そしてSQLといった基本的な言語セットで、多くのことが実現可能である。
また、エンジニアリングブログを読むことは、最新の技術トレンドや他者の知見を学ぶ上で非常に有益である。ジョエル・オン・ソフトウェアやザ・プラグマティック・エンジニアなど、著名なエンジニアのブログから多くの学びが得られるだろう。
コーディングの問題に直面し、行き詰まることは学習プロセスの一部であるため、その「苦闘」を受け入れることが大切だ。すぐにAIに解決策を求めず、まずは自分で解決しようと試み、必要であれば躊躇せずに助けを求めるべきである。この過程でこそ、真のスキルが身につく。
AIの進化を恐れる必要はないが、その使い方には注意が必要である。AIを賢く利用することで生産性は向上するが、過度に依存しすぎると、自身のコーディング能力が衰えてしまう可能性があるからだ。常に学び続け、初心者の気持ちを忘れずにいることが、変化の速いIT業界で活躍し続けるための秘訣である。
これらの教訓は、システムエンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、継続的に成長していく上で不可欠な、実践的なアドバイスとマインドセットを提供している。技術習得はもちろん重要だが、それだけでなく、人とのつながり、自己成長への意欲、そして変化への適応力が、長期的な成功へと繋がる道筋を示すものとなっている。