【ITニュース解説】Configurar o DevOps Center
2025年10月03日に「Dev.to」が公開したITニュース「Configurar o DevOps Center」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
Salesforce DevOps Centerを利用開始するための設定手順。Salesforce環境にパッケージをインストールし、DevOps Centerを有効化する。外部連携アプリを作成し、必要な権限をユーザーに割り当てる。セッション設定も調整し、これらの手順でDevOps Centerの利用準備が完了する。
ITニュース解説
DevOps Centerは、Salesforceプロジェクトの開発パイプラインを効率的に管理するためのツールである。これは、ソフトウェアの開発と運用が一体となったDevOpsの概念をSalesforce開発に適用し、開発プロセス全体をスムーズに進めることを目的としている。この解説では、DevOps CenterをSalesforce組織に設定する具体的な手順を、システムエンジニアを目指す初心者にも理解できるように説明する。
まず、DevOps Centerを導入するためのSalesforce組織を用意する。記事では、本番環境のシミュレーションができ、複数のサンドボックス(開発やテスト用の隔離された環境)を作成できる「Partner Developer Edition」を使用している。これは実際のプロジェクトの流れを学ぶのに理想的な環境だ。もし商用組織がなくても、無料で利用できる「Salesforce Developer Edition」でもDevOps Centerを試すことが可能である。どちらの組織タイプでも、以降の設定手順に大きな違いはない。
DevOps Centerのインストールは、Salesforceの「設定(Setup)」メニューから開始する。設定画面の検索ボックスに「DevOps Center」と入力し、関連する項目を見つける。DevOps Centerのページに移動したら、「Enable DevOps Center(DevOps Centerを有効にする)」というチェックボックスにチェックを入れる。この操作によって、組織内でDevOps Centerの機能が利用可能になる。チェックを入れると、すぐに「Install Package(パッケージをインストール)」ボタンが表示されるので、これをクリックしてインストールプロセスを開始する。インストール時には、この機能を誰が利用できるようにするかを選択する画面が表示される。記事では「Install for Admins Only(管理者のみにインストール)」を選択しているが、これはセキュリティと管理の観点から推奨される実践的な方法である。設定を確認し、「インストール」ボタンをクリックしてパッケージのインストールを実行する。
パッケージのインストールには時間がかかる場合がある。通常、インストールが完了すると、登録されているメールアドレスに通知が届く。また、Salesforceの「設定」メニューから「インストール済みパッケージ(Installed Packages)」のページを確認することで、インストールの進捗状況を追跡できる。ここでDevOps Centerのパッケージが正しくインストールされていることを確認しておく。
次に、「Connected App(コネクテッドアプリケーション)」を作成する必要がある。Connected Appは、Salesforce外部のアプリケーションがAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)などの通信プロトコルを利用してSalesforceと連携できるようにする仕組みだ。これにより、例えばDevOps CenterがGitHubのような外部のバージョン管理システムと安全に連携することが可能になる。
Connected Appを作成するには、再度「設定」メニューに戻り、「外部クライアントアプリケーション(External Client Apps)」セクションを見つけ、その下の「設定(Settings)」をクリックする。このページで、「Connected Appの作成を許可(Allow creation of connected apps)」というオプションが有効になっていることを確認する。もしチェックが入っていない場合は、チェックを入れて保存する。その後、「New Connected App(新しいConnected App)」ボタンをクリックし、作成画面に進む。ここで必要な情報を入力し、「保存(Save)」をクリックしてConnected Appを生成する。作成したConnected Appの詳細ページで、「管理(Manage)」ボタンをクリックし、さらに「権限セット(Permission Sets)」セクション内の「権限セットの管理(Manage Permissions Sets)」ボタンをクリックする。表示されるリストから「sf_devops_NamedCredentials」という権限セットを選択し、Connected Appに割り当てる。この権限セットは、DevOps Centerが外部サービスと安全に認証を行うために不可欠なものだ。
さらに、Salesforceのセッション設定の一部を変更する必要がある。「設定」メニューから「セッションの設定(Session Settings)」ページに移動する。ここに表示される「セッションの開始元のIPアドレスにセッションをロックする(Lock sessions to the IP address from which they originated)」というオプションのチェックを外す。この設定は、通常はセキュリティ強化のために有効になっているが、DevOps Centerのような外部サービスとの連携では、接続元のIPアドレスが変動する可能性があり、その結果として連携に問題が生じることがあるため、一時的に無効化する。
最後に、DevOps Centerを利用するユーザーに対して、必要な「権限セット(Permission Sets)」を割り当てる作業を行う。権限セットは、特定の機能やオブジェクトへのアクセス権限をまとめて定義したもので、これをユーザーに割り当てることで、そのユーザーが実行できる操作を細かく制御できる。DevOps Centerには、いくつかの専用の権限セットが存在する。
- DevOps Center:DevOps Centerの基本的な機能にアクセスするための権限セットだ。これによって、開発作業の単位であるWork Itemの管理や作成、接続された環境の閲覧、そして開発パイプラインの確認が可能になる。DevOps Centerにアクセスする必要があるすべてのユーザーに割り当てる。
- DevOps Center Manager:プロジェクトや環境、ユーザーの設定と管理を行うための権限セットである。プロジェクトリーダーやチームリーダーなど、DevOps Center全体の管理を担う役割のユーザーに必要となる。
- DevOps Center Release Manager:開発パイプラインを通じてアプリケーションのデプロイ(リリース)を実行するための権限セットだ。主にリリースを担当するユーザーや、変更をパイプライン全体に展開する権限を持つユーザーに割り当てる。
- sf_devops_InitializeEnvironments:様々な開発環境間の接続を管理するための権限セットである。これもプロジェクトリーダーやチームリーダーが、環境間の連携を設定する際に必要となる。
- sf_devops_NamedCredentials:接続された環境の認証情報へのアクセスを許可する権限セットだ。DevOps Centerを利用するすべてのユーザーが、外部サービスとの認証情報を安全に利用できるようにするために割り当てる必要がある。
これらの権限セットを、ユーザーの役割に応じて適切に割り当てることで、各ユーザーが必要最小限のアクセス権限を持つというセキュリティ上のベストプラクティスを遵守することが重要である。新しいユーザーを追加する際には、そのユーザーがDevOps Centerで何を行うかを考慮し、不必要な権限を与えないよう注意を払う。
以上で、DevOps Centerを利用するための基本的な設定はすべて完了となる。Webブラウザを更新した後、Salesforceの「アプリケーションランチャー(App Launcher)」から「DevOps Center」アプリケーションを探してクリックすると、新しいタブでDevOps Centerのホーム画面が表示されるはずだ。これで、Salesforce開発をより効率的に進めるための環境が整ったことになる。
次のステップとしては、実際に開発パイプラインをシミュレートするために複数のサンドボックスを設定し、DevOps CenterとGitHubのようなバージョン管理システムを接続する作業が控えている。これらの設定を通じて、実際の開発フローをDevOps Center上で体験し、効果的な開発プロセスを学ぶことができるだろう。