【JavaScript ECMAScript】Math::Math.sqrt静的メソッドの使い方
Math.sqrt()静的メソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
基本的な使い方
Math.sqrt()メソッドは、与えられた数値の平方根を計算して返すメソッドです。このメソッドはJavaScriptの標準組み込みオブジェクトであるMathオブジェクトに属しており、Mathオブジェクトは数値に関する様々な数学的計算を行うための機能を提供しています。
sqrtは「square root」の略で、平方根を意味します。平方根とは、ある数値を2乗すると元の数になるような数のことです。例えば、3を2乗すると9になるため、9の平方根は3です。
Math.sqrt()メソッドは、引数として1つの数値を受け取ります。この数値が、平方根を求めたい対象の数となります。引数に正の数を与えると、その数の正の平方根が戻り値として返されます。例えば、Math.sqrt(9)は3を返し、Math.sqrt(25)は5を返します。
引数に0を与えた場合は0が返され、正の無限大(Infinity)を与えた場合は正の無限大が返されます。一方、引数に負の数を与えた場合、実数の平方根としては定義されないため、「Not-a-Number (NaN)」という特殊な値が返されます。これは、有効な数値ではないことを示す値です。
Math.sqrt()は、幾何学的な計算で距離を求めたり、統計処理で標準偏差を計算したりするなど、プログラム内で数値の特性を分析・利用する際に非常に役立ちます。Mathオブジェクトは静的なプロパティとメソッドを持つグローバルなオブジェクトであるため、Math.sqrt()のように直接呼び出すことができ、Mathオブジェクトのインスタンスを作成する必要はありません。
構文(syntax)
1Math.sqrt(x);
引数(parameters)
x
- x: number: 平方根を計算する対象の数値
戻り値(return)
Number
与えられた数値の平方根を返します。 結果は常に非負の数値になります。