【JavaScript ECMAScript】Math::Math.trunc静的メソッドの使い方
Math.trunc()静的メソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
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基本的な使い方
Math.trunc()メソッドは、与えられた数値の小数部分を切り捨て、その整数部分を返すメソッドです。このメソッドは、引数として一つの数値をとり、結果として小数点以下が取り除かれた整数を数値型で返します。
Math.trunc()の最大の特徴は、数値の符号(正または負)を保持したまま、小数部分を単純に除去する点にあります。例えば、正の数である3.7は3に、負の数である-3.7は-3になります。
JavaScriptには数値を整数に変換する類似のメソッドがいくつかありますが、Math.trunc()はそれらとは異なる挙動を示します。例えば、Math.floor()メソッドは数値を常に「より小さい」整数に丸めるため、負の数に適用した場合、Math.trunc()とは異なる結果になります。具体的には、Math.trunc(-3.7)は-3ですが、Math.floor(-3.7)は-4です。
また、Math.ceil()メソッドは数値を常に「より大きい」整数に丸め、parseInt()関数は文字列を解析して整数を返します。Math.trunc()は、引数が数値型であることに特化しており、文字列から整数を解析するparseInt()とは目的が異なります。
このメソッドは、数値の符号を維持しつつ、小数部分を一切考慮せず整数部分のみが必要な場面で非常に役立ちます。例えば、特定の計算結果から整数部分だけを効率的に取り出したい場合などに利用できます。
公式リファレンス: Math.trunc()
構文(syntax)
1Math.trunc(x)
引数(parameters)
x
- x: number: 切り捨てたい数値。小数部分を取り除き、整数部分のみを返します。
戻り値(return)
Number
引数として与えられた数値の小数点以下を切り捨てた整数値を返します。