【Node.js24.x】Object::values()メソッドの使い方
valuesメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
基本的な使い方
Object.valuesメソッドは、引数として渡されたオブジェクトが直接所有する、列挙可能なプロパティの「値」を、新しい配列として取得するメソッドです。
このメソッドは、オブジェクトのプロパティ名(キー)ではなく、そのキーに対応する値だけを抽出して配列に格納します。たとえば、const data = { id: 101, name: 'Alice', isActive: true };というオブジェクトがある場合、Object.values(data)を実行すると、[101, 'Alice', true]という配列が返されます。これにより、オブジェクトが持つ様々なデータ型や種類の値を一括で扱うことが可能になります。
Object.valuesは、オブジェクトの値をまとめて処理したい場合や、オブジェクトの構造を維持しつつ、その内容をリスト形式で取得したい場面で特に役立ちます。例えば、オブジェクトのすべての値をループ処理して集計したり、特定の条件でフィルタリングしたりする際に便利です。
このメソッドで取得されるプロパティの値の順序は、for...inループで列挙される順序と同様です。数値キーのプロパティは昇順で、それ以外の文字列キーのプロパティは挿入順で並べられます。プロトタイプチェーンを通じて継承されたプロパティや、enumerable: falseと設定された非列挙可能なプロパティ、シンボル型のプロパティの値は、この配列には含まれませんので注意が必要です。
構文(syntax)
1const obj = { a: 1, b: 2, c: 'three' }; 2const valuesArray = Object.values(obj); 3console.log(valuesArray);
引数(parameters)
obj
- obj: object: 値の配列を取得したいオブジェクト
戻り値(return)
Array<any>
Object.values() メソッドは、指定されたオブジェクトの自身の列挙可能なプロパティ値を、それらのプロパティが対応するキーの昇順で取得し、配列として返します。