【Java】リストの書き方と使い方の基本
このページでは、Javaのプログラミングに必要な開発環境(OS、エディター、Javaのバージョン)を解説し、複数のデータをまとめて管理する「リスト」の基本を学びます。リストの仕組み、要素やインデックス番号といった基礎知識から、具体的なリストの作成方法、要素の追加、画面への出力までをサンプルコードで丁寧に解説します。
開発環境
- OS: Windows10
- Editor: Visual Studio Code
- Java: 22.0.2
Javaのリストとは
Javaのリストは、複数の値を1つの変数にまとめて格納するためのデータ構造です。データ構造とは、データを効率的に管理するための仕組みのことです。リストを使用することで、たくさんのデータを整理して扱うことができるようになります。
リストは、配列とは異なる特徴を持っています。配列は作成時にサイズ(格納できるデータの数)を決める必要がありますが、リストは作成後にサイズを動的に変更することが可能です。そのため、後からデータが増えたり減ったりする場合に、リストはとても便利です。
要素
リストの中の1つひとつのデータを「要素」と呼びます。例えば、数値のリストであれば、それぞれの数値が1つの要素となります。文字列のリストであれば、それぞれの文字列が1つの要素となります。
要素数
リストの中に含まれている要素の数のことを「要素数」と呼びます。リストの要素数は、必要に応じて増減させることができます。これが「サイズは動的に変更可能です」という意味です。データが増えればリストのサイズも大きくなり、データが減れば小さくなる、という柔軟な使い方が可能です。
インデックス番号
リストの中の1つひとつの要素には、それぞれに位置を示す「インデックス番号」が割り振られています。この番号は、要素がリストのどこにあるかを特定するために使われます。インデックス番号は、最初の要素が「0」から始まり、その後は「1」「2」「3」と順番に割り当てられます。例えば、リストの先頭の要素を取り出したい場合は、インデックス番号「0」を指定することになります。
このセクションでは、Java言語におけるリスト(List)の基本的な使い方について解説します。複数のデータをひとまとめにして扱う際に便利な機能です。
サンプルコード
このJavaコードは、複数の文字列(フルーツの名前)をリストに格納し、その内容を一つずつ画面に表示するプログラムです。
java/chapter06/ListExample.java
ListExample.java1import java.util.List; 2import java.util.ArrayList; 3 4public class ListExample { 5 public static void main(String[] args) { 6 // 全ての要素("Apple", "Banana", "Cherry", "Orange")を出力する 7 List<String> fruits = new ArrayList<>(List.of("Apple", "Banana", "Cherry", "Orange")); 8 9 // ターミナルに出力する 10 for (String fruit : fruits) { 11 System.out.println(fruit); 12 } 13 } 14} 15
おわりに
この記事では、Javaプログラミングの土台となる開発環境として、OSにWindows10、エディターにVisual Studio Code、Javaのバージョンに22.0.2を使用する準備を整えました。
複数のデータをまとめて管理できる「リスト」の基本的な仕組みや、要素、インデックス番号といった重要な概念を理解しました。
さらに、ArrayListを使って文字列のリストを具体的に作成し、初期値を設定してから、拡張for文でリストの各要素を画面に出力する方法も実践的に学びました。
これらの基礎を習得することで、Javaにおけるデータ管理の第一歩を踏み出すことができたでしょう。