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CPPM(シーピーピーエム)とは | 意味や読み方など丁寧でわかりやすい用語解説

CPPM(シーピーピーエム)の意味や読み方など、初心者にもわかりやすいように丁寧に解説しています。

作成日: 更新日:

読み方

日本語表記

認定個人情報保護マネージャー (ニンテイコジンコウホマネージャー)

英語表記

Certified Professional Project Manager (サーティファイド プロフェッショナル プロジェクト マネージャー)

用語解説

CPPMとは、HPE Arubaが提供するネットワークアクセス制御(NAC: Network Access Control)ソリューションであるClearPass Policy Managerの略称だ。このシステムは、企業ネットワークに接続しようとするあらゆるデバイスやユーザーに対して、それが正当なものであるかを確認し、適切なアクセス権限を付与するための門番のような役割を担う。

今日のIT環境では、企業が管理するPCだけでなく、従業員の私物スマートフォンやタブレット(BYOD: Bring Your Own Device)、さらには多様なIoTデバイスなど、非常に多くの種類の機器がネットワークに接続される。これらのデバイスが安全でない状態でネットワークに接続されると、ウイルス感染や情報漏洩といったセキュリティ上の脅威となりかねない。CPPMは、このような脅威からネットワークを保護し、安全かつ効率的なアクセス環境を実現することを目的としている。

CPPMの導入は、まず「認証」と「認可」という二つの主要なプロセスを通じて行われる。

認証とは、ネットワークに接続しようとしているのが「誰であるか」「何であるか」を確認するプロセスである。例えば、従業員が会社のPCからネットワークに接続しようとした場合、CPPMはその従業員のユーザー名とパスワードを認証サーバーと照合したり、PCにインストールされた電子証明書を検証したりする。また、IoTデバイスが接続する際には、そのデバイス固有のMACアドレスなどを基に、事前に登録された情報と一致するかを確認する。一般的な認証方式としては、高いセキュリティを誇る802.1X認証や、手軽に利用できるMACアドレス認証、Webブラウザを通じて行うWeb認証など、様々な方法に対応している。このステップで、不正なユーザーや未知のデバイスのアクセスを未然に防ぐことができる。

次に認可とは、認証が成功した後に、そのユーザーやデバイスがネットワーク内で「何ができるか」「どこまでアクセスできるか」を決定し、実行するプロセスである。たとえば、営業部の従業員には営業資料が格納されたサーバーへのアクセスを許可する一方で、経理部の従業員には経理システムのサーバーへのアクセスを許可するといった具合に、職務に応じたきめ細かいアクセス制御が可能となる。また、来客用のWi-Fiではインターネット接続のみを許可し、社内システムへのアクセスは完全に遮断するといった制御もできる。具体的には、VLAN(仮想LAN)を動的に割り当ててネットワークセグメントを分離したり、ファイアウォールルール(ACL: Access Control List)を適用して特定の通信を許可・拒否したり、さらには帯域制限をかけてネットワーク資源の公平な利用を促したりするなどの制御が行われる。

CPPMの最大の特徴は、これらの認証と認可を「ポリシーベース」で自動的に行う点にある。ポリシーとは、ネットワーク管理者が事前に設定するルールセットのことだ。例えば、「社内PCで接続する正社員は社内全システムにアクセス可能だが、私物スマホで接続する正社員はメールとWeb会議システムのみアクセス可能」「セキュリティソフトが最新でないPCは隔離されたネットワークセグメントに接続させ、管理者に通知する」といった具体的なルールを定義できる。このポリシーは、ユーザーの部署、接続する時間帯、デバイスの種類、OSのバージョン、セキュリティパッチの適用状況、アンチウイルスソフトの有無といった、様々な要素を組み合わせて非常に細かく設定できる。これにより、ネットワークに接続しようとする状況に応じて、最適なアクセス権限が動的に付与されるため、手動での設定変更の手間を大幅に削減し、運用負荷を軽減する。

CPPMは、現代のセキュリティモデルである「ゼロトラストセキュリティ」の実現においても重要な役割を果たす。「決して信頼せず、常に検証する」というゼロトラストの原則に基づき、ネットワークの内部・外部を問わず、すべてのアクセス要求を疑い、その都度、認証と認可を行うことで、より強固なセキュリティ環境を構築する。もし不審な挙動が検知された場合や、デバイスのセキュリティ状態に問題が見つかった場合には、直ちにそのデバイスをネットワークから隔離したり、アクセスを制限したりする機能も備えている。

このようにCPPMは、多様なデバイスが混在する現代のネットワークにおいて、一元的なポリシー管理と動的なアクセス制御を通じて、組織のセキュリティレベルを飛躍的に向上させ、コンプライアンスの遵守を支援する強力なソリューションなのである。

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