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【ITニュース解説】Caffeinated Commits- Day 1 & 2

2025年09月15日に「Dev.to」が公開したITニュース「Caffeinated Commits- Day 1 & 2」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

病院管理システムのDBモデル作成とログイン・登録APIを実装した。また、LeetCodeでTwo Sumなど配列とハッシュを使うアルゴリズム問題を複数解決。プログラミング学習の進捗として、実践的な開発とアルゴリズムの両面に取り組む様子を報告した。

出典: Caffeinated Commits- Day 1 & 2 | Dev.to公開日:

ITニュース解説

今回の記事は、「Caffeinated Commits」というタイトルで、ある開発者が日々の学習とプロジェクトの進捗を記録するシリーズの初日と二日目の報告である。筆者は21日間で新しい習慣を築くことを目標としており、その進捗を共有している。しかし、早くも習慣を継続することの難しさに直面している様子が伺える。これは、システムエンジニアを目指す誰もが経験するであろう、学習や開発の継続における共通の課題を浮き彫りにしている。

記事で報告されている主な進捗は、大きく二つの側面に分けられる。一つは「病院管理システム」という具体的なプロジェクトの開発であり、もう一つはプログラミングスキル向上のためのアルゴリズム学習である。

まず、プロジェクト開発について説明する。「病院管理システム」は、病院における患者情報、予約、医療記録などを効率的に管理するためのソフトウェアを指す。このようなシステムは、IT技術が実際の社会でどのように役立つかを示す良い具体例となるだろう。筆者はこのシステムの開発において、「データベースモデルの作成」と「ログインおよび登録APIの実装」という、二つの重要な作業を進めたと報告している。

「データベースモデルの作成」とは、システムが扱う全ての情報、例えば患者の名前や病歴、医師の専門分野、予約日時といったものを、コンピュータが効率的に保存・管理できる形に設計する作業である。データベースは、これらの情報を格納しておく「保管庫」のようなものだと考えると良い。このモデルの作成は、どのような情報を、どのような形式で、どのように関連付けて保存するかを決める、システムの根幹に関わる非常に重要な工程である。適切に設計されたデータベースは、システムの性能、拡張性、保守のしやすさに大きく影響を及ぼすため、システムエンジニアにとってデータベースの設計能力は必須のスキルの一つと言える。

次に、「ログインおよび登録APIの実装」について解説する。APIとは「Application Programming Interface」の略で、異なるソフトウェア同士が情報をやり取りするための窓口や手順を定めたものである。具体的には、ユーザーがシステムに初めてアクセスする際に自分のアカウントを作成するための「登録」機能や、すでに作成したアカウントでシステムを利用するための「ログイン」機能がこれに該当する。これらの機能は、ほとんど全てのWebサービスやアプリケーションで共通して必要とされる基本的な部分であり、ユーザーがシステムを安全かつ便利に利用するための入り口となる。APIを実装することで、システムの各機能が独立して動作し、他の部分と連携できるようになる。これは、現代のシステム開発において非常に一般的な手法であり、効率的な開発とシステムの柔軟性を高める上で不可欠な技術である。

もう一つの進捗は、プログラミングの基礎力を高めるためのアルゴリズム学習であり、具体的には「LeetCode」というプラットフォームでの問題解決である。LeetCodeは、世界中のエンジニアがプログラミングスキルを磨くために利用する有名なオンラインプラットフォームで、様々な難易度のプログラミング問題が用意されている。筆者は「Two Sum」「Top K Frequent Elements」「Valid Anagram」「Group Anagrams」といった問題を解いたと報告している。

これらの問題は、プログラミングにおける基本的な「アルゴリズム」(問題を解決するための手順や方法)や「データ構造」(データを効率的に扱うための形式)の理解を深めることを目的としている。「Two Sum」は、与えられた数値のリスト(配列)の中から、合計が特定の数値になる二つの要素を見つけるという、非常に有名で基本的な問題だ。筆者がこれを二度目に解いたと述べているのは、一度解いた問題でも、より効率的な方法や異なるプログラミング言語で再挑戦することで、理解を深めたり、新たな視点を得たりできることを示唆している。

記事では、特に「配列とハッシュ(Arrays and Hashing)」というテーマに沿って問題を解いていることに言及している。配列は、同じ種類のデータを一列に並べて保存する最も基本的なデータ構造の一つである。例えば、ユーザーIDのリストや、商品の価格リストなどが配列として扱える。一方、ハッシュ(ハッシュマップや辞書とも呼ばれる)は、キーと値のペアを効率的に管理するためのデータ構造だ。例えば、「商品名」というキーに対応する「価格」という値を瞬時に見つけることができる。これらのデータ構造は、多くのプログラミング問題や実際のシステム開発で頻繁に利用され、これらを効率的に使いこなす能力は、高速で動作するプログラムを開発するために不可欠である。特定のパターンを持つ問題をまとめて解くことで、関連する知識やテクニックを体系的に習得し、応用力を高めることができる。

筆者は日々の進捗を公開する形式について、詳細な記事を毎日投稿するか、簡潔な記事を毎日投稿し、週次で詳細な更新を行うか迷っている様子だ。これは、学習や開発の記録を共有する際に、情報量と継続性のバランスをどのように取るかという、共有における課題を示している。情報を共有することは、自身の学習を振り返り、モチベーションを維持する上で有効な手段だが、その形式や量については、読者の反応を見ながら調整していくことが一般的である。

この記事から、システムエンジニアを目指す初心者の方々が学ぶべき点は多い。まず、具体的なプロジェクトに取り組むことで、座学だけでは得られない実践的なスキルや知識が身につくこと。そして、データベース設計やAPI実装といった、システム開発における基礎的かつ重要な工程の理解。さらに、LeetCodeのようなプラットフォームを活用して、アルゴリズムやデータ構造の知識を深め、問題解決能力を高めることの重要性である。日々の学習や開発は常に順調に進むわけではなく、時には挫折しそうになることもあるが、地道な努力と継続が成長の鍵を握るというメッセージも受け取れるだろう。

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