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【ITニュース解説】Day 30 of My Data Analytics Journey !

2025年09月09日に「Dev.to」が公開したITニュース「Day 30 of My Data Analytics Journey !」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

データ分析学習者が学んだIT基礎知識と実践スキルを紹介。プログラミング、スクリプト、クエリ言語の役割の違いを解説する。さらにWordマクロやExcel関数など、業務効率化に役立つツールの具体的な使い方も示している。(116文字)

出典: Day 30 of My Data Analytics Journey ! | Dev.to公開日:

ITニュース解説

プログラミング言語Pythonは、1980年代後半にグイド・ヴァン・ロッサム氏によって開発された。その名前は、巨大なヘビに由来するのではなく、開発者がファンであったイギリスのコメディ番組「モンティ・パイソンズ・フライング・サーカス」から取られたものである。開発者は、自身の新しい言語に短く、ユニークで、どこか面白みのある名前を付けたいと考えていた。これが、今日世界中で広く使われているPythonという名前の起源である。

コンピュータに指示を与える言語は、その目的や特性によっていくつかの種類に分類できる。まず、最も広範な概念が「プログラミング言語」である。これは、アルゴリズムを設計し、アプリケーションを構築し、複雑な問題を解決するための形式的な言語であり、JavaやC++、そしてPythonなどが含まれる。ソフトウェア開発の根幹をなすものであり、コンピュータが実行可能な命令の集合を体系的に記述するために用いられる。

プログラミング言語の中でも、特定の目的のために使われる言語群が存在する。その一つが「スクリプト言語」である。スクリプト言語は、主に既存のアプリケーションの動作を制御したり、定型的な作業を自動化したりするために使用される。一般的に、プログラムを実行する際に一行ずつ解釈・実行されるインタプリタ方式を採用しているため、コンパイルという事前準備が不要で、手軽に書いてすぐに実行できるのが特徴である。PythonやJavaScript、Bashなどが代表的なスクリプト言語であり、小さなプログラムを迅速に作成して問題を解決するのに適している。

これらとは異なる目的を持つのが「クエリ言語」である。クエリ言語は、データベースと対話し、そこに蓄積されたデータを取り出したり、操作したりするために特化した言語だ。最も有名な例はSQL(Structured Query Language)である。クエリ言語は、データベースに対して「20歳以上の学生の名前と年齢を一覧表示せよ」といった具体的な問い(クエリ)を投げかけるために使われ、膨大なデータの中から必要な情報だけを効率的に抽出する役割を担う。

これらの言語の違いを整理すると、プログラミング言語はソフトウェア全体を構築するための汎用的な言語、スクリプト言語は作業の自動化や簡易的な処理を得意とする言語、そしてクエリ言語はデータベースからのデータ抽出・操作に特化した言語という役割分担が見えてくる。Pythonのように、大規模なアプリケーション開発に使われるプログラミング言語でありながら、手軽な自動化処理を行うスクリプト言語としても頻繁に活用される、複数の側面を持つ言語も存在する。

こうした言語やツールの概念は、具体的な作業を通じてより深く理解できる。例えば、スクリプト言語による自動化の身近な例として、Microsoft Wordのマクロ機能が挙げられる。特定の文章を2000回繰り返して入力する作業は、手作業では膨大な時間と労力を要するが、マクロを使えば一瞬で完了する。まず、Wordの「ファイル」メニューから「オプション」を選び、「リボンのユーザー設定」で「開発」タブを有効化する。次に、表示された「開発」タブから「Visual Basic」をクリックしてVBAエディタを開き、「挿入」メニューから「モジュール」を追加する。開いたウィンドウに、繰り返し処理を行うためのコードを記述する。例えば、For i = 1 To 2000という命令は処理を2000回繰り返すことを意味し、その中で指定した文章を出力させる。コードを記述した後、エディタを閉じてWordに戻り、「開発」タブの「マクロ」から作成したマクロを選択して実行すれば、指定した文章が自動的に2000回文書内に挿入される。これは、スクリプトが反復作業をいかに効率化するかを示す好例である。

同様に、メール送信の自動化も可能である。メールソフトThunderbirdにMail Mergeというアドオンを導入することで、100人といった多数の相手に対して、それぞれ名前やメッセージの一部が異なるパーソナライズされたメールを一斉に送信できる。まず、送信先のメールアドレス、名前、個別のメッセージなどを記載したCSVファイルを用意する。次に、Thunderbirdでメールを作成する際、宛先や本文の特定の場所に{{Email}}{{Name}}のような変数(プレースホルダー)を記述する。Mail Merge機能を実行し、先ほど作成したCSVファイルを指定すると、変数の部分がCSVファイルの各行のデータに自動的に置き換えられ、一人ひとりに合わせたメールが生成・送信される。

データの操作という観点では、表計算ソフトExcelの関数も重要なスキルとなる。特に、大量のデータが入力された表から特定の情報を探し出すVLOOKUP関数とHLOOKUP関数は非常に強力である。VLOOKUPはVertical Lookup(垂直方向の検索)の略で、指定した範囲の左端の列を縦に検索し、条件に一致した行の指定した列番号の値を返す。例えば、=VLOOKUP(101, A2:C10, 2, FALSE)という数式は、セル範囲A2からC10において、一番左の列から値「101」を探し、見つかった行の2列目の値を取り出す。一方、HLOOKUPはHorizontal Lookup(水平方向の検索)の略で、指定した範囲の最上段の行を横に検索し、条件に一致した列の指定した行番号の値を返す。これらの関数を使いこなすことで、データベースに対するクエリのように、Excelシート上の膨大なデータから必要な情報を素早く正確に抽出することが可能になる。これらの実践的なスキルは、データ分析やシステム開発の現場で求められる基礎的な能力に直結するものである。

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