Webエンジニア向けプログラミング解説動画をYouTubeで配信中!
▶ チャンネル登録はこちら

【ITニュース解説】Day 96: When Your Brain Refuses to Prioritize Properly

2025年09月16日に「Dev.to」が公開したITニュース「Day 96: When Your Brain Refuses to Prioritize Properly」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

コンピューターサイエンス専攻の学生が、エレクトロニクスと難解な関数型言語OCamlの試験に追われる。多忙な中で、時間管理や優先順位付けに苦悩し、学業への集中を妨げる新たな興味に葛藤。日々の奮闘を綴る。

ITニュース解説

ある日、一人の学生プログラマーが「Building in Public」(自身の開発プロジェクトや学習過程を公開する活動)の96日目として、彼が直面している複数の課題と、それらを巡る内面の葛藤について語った。彼が直面していたのは、まさにシステムエンジニアを目指す誰もが経験するであろう「時間の管理」と「優先順位付け」の難しさだった。目の前には差し迫った試験、長期的な学習目標、そして個人的なイベントが山積し、その中で彼の脳は予期せぬ思考に囚われていたのである。

まず、彼はコンピュータサイエンス専攻であるにもかかわらず、電子工学の試験に臨んでいた。彼はアルゴリズムやデータ構造を学ぶことを期待していたが、実際には回路解析やオームの法則といった分野に直面し、まるで専門外の領域に迷い込んだような感覚だったと述べている。前日の別の締め切り後の疲れで十分な勉強時間が取れなかったにもかかわらず、彼はわずか1時間の詰め込み学習で試験に臨んだ。そして、驚くべきことに、彼は試験開始から30分で答案を提出し、その部屋で一番早く退出した学生となった。この「一番乗り」という状況は、彼が問題を完璧に理解していたのか、それとも全く見当違いな回答をしてしまったのか、どちらか極端な結果を示唆している。彼は後者、つまり試験を失敗してしまった可能性が高いと考えているが、この結果が実際のシステム開発現場においても、予期せぬ技術領域に触れる機会があり、その中で迅速な判断や対応が求められる状況と重なることを示唆している。

さらに、彼は翌日にOCamlというプログラミング言語の試験を控えていた。OCamlは「関数型プログラミング」というパラダイムに属する言語であり、彼にとってはその学習が非常に困難であったと明かしている。彼が普段慣れ親しんでいる命令型プログラミングでは、「これをして、次にこれをして、この値をここに保存して、あそこで変更する」といった具体的な手順を順序立てて記述する。しかし、関数型プログラミング、特にOCamlでは、「もし何も変更せずに、すべてを不変にし、再帰的に処理するとしたら?」という全く異なる思考法を要求される。これは、一度定義されたデータは変更せず、新しいデータを生成することで処理を進めるという考え方である。彼にとって、この新しい思考様式はまるで脳がエラーを起こすかのように感じられ、これまでのプログラミングの常識が通用しない挑戦であった。システムエンジニアを目指す上で、時には全く新しいプログラミングパラダイムや技術スタックを習得する必要に迫られることがあり、その際に既存の知識を一度リセットし、異なる視点から物事を捉え直す柔軟性が求められることを示している。

このような学業の混乱の最中、彼の脳は突如として個人的な問題、具体的には恋愛に関する思考に囚われた。たまたま耳にした、歌を書くという女性の存在が彼の頭から離れなくなったのだ。彼女が「考えや感情を、これまで存在しなかった何かへと昇華させる」創造性を持っていることに彼は魅力を感じた。しかし、同時に彼は自身のタイミングの悪さを認識していた。プロジェクトの開発、大学の試験、そして将来の方向性を模索する日々の中で、新たな人間関係を築く時間的余裕は全くないと考えていた。彼はこれまで「デートは自分のすることではない」と自身に言い聞かせてきたが、それは単にその世界をどう navigated して良いか分からないという不安の裏返しであったのかもしれない。

彼は「学業と開発に全力を注ぐべきだ」という思いと、「もし彼女が本当に良い歌を書くなら?」という誘惑の間で揺れ動いていた。この葛藤は、彼がOCamlの勉強から逃避するための脳の働き、つまり「OCamlを学ぶ代わりに、ほとんど知らない人のことを考えすぎるのはどうだろうか?」という一種の現実逃避である可能性を示唆している。これは、システムエンジニアが締め切りに追われる中で、本来集中すべきタスクから意識が逸れてしまう状況に似ている。

しかし、最終的に彼は目の前の現実に向き合おうとする。今夜は友人の誕生日を祝い、電子工学の試験結果に思い悩むのをやめ、明日はOCamlの知識を詰め込んで試験に臨むことを決意する。歌を書く女性に関する思考は、彼が抱える多くの思考の一つとして脇に置かれることになるだろう。彼は、現状の優先順位を管理するだけで手一杯であり、新たな要素を追加することは難しいと悟る。彼は、18歳という年齢で、脳が不都合な時に興味深い人物に思いを馳せることを許されても良いのかもしれない、と自身の感情を受け入れようとする。そして、もしかしたら、それは単に彼が関数型プログラミングの勉強を避けたいという強い願望から来ているのかもしれないと、自己分析している。

この一連の出来事を通じて、彼は学業、野心、そして時折現れる魅力的な人々とのバランスをどのように取るか、日々模索している姿が描かれている。システムエンジニアのキャリアを築く上では、技術的な知識やスキルだけでなく、時間管理、優先順位付け、そして自身の感情やストレスと向き合う能力も非常に重要である。完璧なバランスを見つけることは難しいかもしれないが、自分自身の状況を理解し、その時々に最適な判断を下していくプロセス自体が、成長への一歩となることをこの物語は示している。彼は、結局のところ、まずOCamlの試験に集中することが最も重要だと認識し、歌は試験の後でも存在すると冷静に判断している。

関連コンテンツ