【ITニュース解説】Snapchat rolls out Group Streaks and 'Infinite Retention' for chats
2025年09月14日に「Engadget」が公開したITニュース「Snapchat rolls out Group Streaks and 'Infinite Retention' for chats」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
Snapchatは新機能を導入した。「Infinite Retention」は、メッセージが自動で消えずにチャット履歴を保存できる機能だ。「Group Streaks」は、複数人で協力して連続投稿の記録(ストリーク)を維持できる。これにより、ユーザーはより柔軟にコミュニケーションを楽しめるようになった。
ITニュース解説
Snapchatは、ユーザーからの強い要望に応え、二つの重要な新機能「Infinite Retention」と「Group Streaks」を発表した。これらの機能は、従来のSnapchatの体験を大きく変え、ユーザー間のコミュニケーションをさらに豊かにすることを目指している。
まず「Infinite Retention」について解説する。Snapchatはこれまで、送信したメッセージや写真、動画が一定時間が経過すると自動的に消滅するという特徴を持っていた。この「消えるメッセージ」の仕組みは、その気軽さや一過性のコミュニケーションを促す点でユニークだった。しかし、多くのユーザーからは、特に重要な会話や思い出に残るやり取りを後から見返したい、あるいは保存しておきたいという要望が常に寄せられていた。このInfinite Retentionは、まさにその要望に応える機能である。
この機能を有効にすると、特定のチャット内のメッセージが自動的に消えることなく、恒久的に保存されるようになる。これは、LINEやWhatsAppといった一般的なメッセージアプリが標準で提供しているチャット履歴の永続保存機能に近いものと理解できる。従来のSnapchatでも、メッセージを長押しすることで個別に保存することは可能だったが、Infinite Retentionでは、その手間を省き、会話全体に対して一括で保存設定ができる点が大きな違いだ。
Infinite Retentionの設定は、会話ごとにオン/オフを切り替えることができる。例えば、親しい友人とのチャットでは常に履歴を残しておきたい場合にオンにし、一方、特定の知人との一時的なやり取りではこれまで通りメッセージが消える設定のままにしておく、といった柔軟な使い分けが可能になる。この設定を変更すると、相手のユーザーにはその変更が通知される仕組みになっているため、お互いがチャットの保存状態を認識できる。もし相手がチャットの永続保存を望まない場合は、相手側からこの設定をオフにすることもできる。このような相互の同意に基づいた機能設計は、プライバシーへの配慮がなされていることを示している。この機能は、2024年からテストが行われ、段階的に多くのユーザーに提供が開始されている段階だ。
次に、「Group Streaks」について説明する。Snapchatには「Streaks(ストリーク)」と呼ばれる機能がある。これは、ある友達と毎日連続して写真や動画の「Snap」を送り合うことで、その継続日数を示す数字が特別な絵文字とともに表示される機能だ。ストリークを維持することは、友達との絆や継続的な交流の証として、多くのユーザーにとって楽しみの一つとなっている。しかし、個別のストリークを毎日欠かさずに維持することは、時に大変な労力を要する。自分と相手の双方が毎日Snapを送り合わなければストリークは途切れてしまうため、忙しい日や忘れてしまった日には、せっかく築き上げたストリークが失われてしまうこともあった。
Group Streaksは、この課題を解決するために導入された。これまでのストリークが1対1の個人間の関係性に基づいていたのに対し、Group Streaksでは複数の友達が参加するグループチャット内で共同でストリークを継続できる。つまり、グループ内の誰か一人でも毎日Snapを投稿すれば、グループ全体としてストリークが維持されるため、個別のストリークに比べて、より容易に長く続けることができるようになる。これにより、グループ内の友人たちとの連帯感を高めながら、気軽に日々の交流を楽しむことが可能になる。さらに、万が一Group Streaksが途切れてしまった場合でも、一週間以内であればそれを復活させることができる復元機能も備わっている。これは、ユーザーがストリークを失うことに対するストレスを軽減し、より長く機能を楽しんでもらうための配慮と言えるだろう。
これらの新機能は、ユーザーの利便性を高めるだけでなく、Snapchatが多様なコミュニケーションスタイルに対応しようとしている姿勢を示している。特にInfinite Retentionは、アプリの根幹である「メッセージが消える」という特性に、新たな選択肢を加えるものであり、ユーザー体験のパーソナライズ化を強く意識した変更と言える。また、Group Streaksは、グループでの活動を促し、友人同士のつながりをより強固にするための工夫が凝らされている。ユーザーのフィードバックを元に、機能の改善や追加が行われることは、アプリケーションが常に進化し続ける上で非常に重要であり、これらの新機能はその好例と言えるだろう。