Webエンジニア向けプログラミング解説動画をYouTubeで配信中!
▶ チャンネル登録はこちら

ggrks(ググるクス)とは | 意味や読み方など丁寧でわかりやすい用語解説

ggrks(ググるクス)の意味や読み方など、初心者にもわかりやすいように丁寧に解説しています。

作成日: 更新日:

読み方

日本語表記

ググれカス (ググレカス)

英語表記

ggrks (ググれカス)

用語解説

ggrksとは、「ググれカス」という日本語のフレーズをローマ字表記し、子音のみを抽出したインターネットスラングである。その意味は「自分でGoogleなどの検索エンジンを使って調べなさい」という、強い命令や促しの意図を含む言葉であり、相手に対する侮蔑的なニュアンスを伴うことが多い。主に技術系のコミュニティ、例えば電子掲示板、Q&Aサイト、チャットなどで、非常に初歩的であったり、少し検索すれば容易に答えが見つかるような質問が投稿された際に、回答者から質問者に対して投げかけられることがある。この言葉は単なる罵倒語としてだけでなく、IT分野、特にシステムエンジニアリングの世界で重要視される「自己解決能力」の欠如を厳しく指摘する、文化的な背景を持つ用語としても理解されている。エンジニアを目指す者にとって、この言葉が使われる状況やその背景にある思想を理解することは、技術コミュニティにおけるコミュニケーション作法や、プロフェッショナルとして求められる基本的な姿勢を学ぶ上で重要な意味を持つ。

ggrksという言葉の成り立ちと、それが使われる背景について詳述する。このスラングは、動詞として一般化した「ググる」(Googleで検索するの意)と、相手を罵る際に使われる接尾語「カス」を組み合わせたものである。2000年代初頭、インターネットの普及とともに匿名掲示板などのコミュニ-ティが活発化する中で自然発生的に生まれ、広まったとされる。この言葉が使われる典型的な状況は、質問者が自ら調べる努力を怠っていると判断された場合である。例えば、ソフトウェアの公式ドキュメントを読めば明確に記載されている仕様に関する質問、表示されたエラーメッセージをそのまま検索すれば解決策が多数見つかるような問題、あるいは基本的な専門用語の意味を問う質問などがこれに該当する。回答者側から見れば、このような質問に答えることは時間の浪費であり、質問者自身の学習機会を奪うことにもなると考えられる。そのため、あえて直接的な回答を与えず、「まずは自分で調べる」というエンジニアとしての基本的な行動を促す目的で、この厳しい言葉が使われるのである。この背景には、エンジニアの業務が、常に未知の問題や技術に直面し、自ら情報を収集し、分析し、解決策を導き出すことの連続であるという実態がある。したがって、問題解決の第一歩である「調査能力」は、プログラミングスキルやインフラ知識と同等、あるいはそれ以上に重要なコアスキルと位置づけられている。エラーの原因を特定するための的確なキーワード選定能力、膨大な検索結果の中から信頼性の高い情報源(公式ドキュメント、権威ある技術ブログ、実績のある開発者の発言など)を見極める能力、そして英語で書かれた最新の技術情報を読解する能力は、全てのエンジニアに必須とされる。ggrksという言葉は、これらの能力を向上させる努力を放棄したと見なされる行為に対する、コミュニティからの厳しいフィードバックと解釈することができる。初心者がこのような指摘を避けるためには、質問を投稿する前に十分な事前調査を行うことが不可欠である。具体的には、質問したい内容に関連するキーワードを複数試して検索する、表示されたエラーメッセージを全文コピーして検索する、公式サイトやマニュアルに目を通す、といった行動が求められる。その上で、解決に至らなかった場合に質問を投稿する際には、自分が何をしようとしていたのか(目的)、どのような環境(OS、ソフトウェアのバージョンなど)で作業しているのか、具体的に何を試したのか、その結果どうなったのか(エラーメッセージを含む)、そして最終的に何が知りたいのかを明確かつ具体的に記述する必要がある。こうした情報を提供することで、回答者は質問者がすでに自力で問題解決を試みていることを理解し、より建設的なアドバイスを提供しやすくなる。近年では、コミュニティの健全性や多様性を重視する観点から、ggrksのような攻撃的な表現の使用を規約で禁止したり、自粛を促したりする動きが広がっている。より丁寧な表現で調査を促したり、参考となるキーワードやドキュメントのリンクを示したりといった、初心者を育成しようとする文化も成熟してきている。しかし、その根底にある「エンジニアはまず自力で問題を調査し、解決を試みるべきである」という価値観そのものは、今も昔も変わらず、この業界の根幹をなす重要な精神であり続けている。

関連コンテンツ