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【ITニュース解説】github copilot agentで自動ブラウザテストができるようにする(初心者向けVer)

2025年09月13日に「Qiita」が公開したITニュース「github copilot agentで自動ブラウザテストができるようにする(初心者向けVer)」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

GitHub Copilot Agentを活用した自動ブラウザテストの方法を解説。初心者でもGUIで簡単に設定が完結するようになり、手軽に始められる。VSCodeやNode.jsなどの事前準備が必要だ。

ITニュース解説

システム開発において、作成したWebサイトやWebアプリケーションが意図した通りに正しく動作するかを確認する作業は非常に重要だ。この確認作業を「テスト」と呼び、特にWebブラウザ上で利用者と同じ操作を行い、期待通りの表示や動作が行われるかを調べるテストは「ブラウザテスト」と称される。しかし、製品が大きくなったり、頻繁に修正が加えられたりすると、手作業で何度も同じテストを繰り返すのは大変な労力と時間がかかり、人為的なミスも発生しやすくなる。そこで注目されているのが「自動テスト」の技術だ。

本記事は、GitHub Copilot Agentという最新のAIアシスタントツールを活用し、この自動ブラウザテストをシステムエンジニアを目指す初心者でも取り組みやすい形で実現する方法について解説している。GitHub Copilot Agentとは、マイクロソフトが開発したAIプログラミングアシスタントであるGitHub Copilotの進化版だ。従来のCopilotがプログラミングコードの自動生成や補完を行うのに対し、Agent版はより複雑なタスク、例えばWebブラウザの操作手順を理解し、それを実行するためのテストコードとして自動生成・実行する能力を持っている。

通常、自動テストを導入するには、専門的なプログラミング言語を使って複雑な設定ファイル(setting.jsonやmcp.jsonなど)を直接記述する必要がある場合が多い。しかし、これはプログラミングの学習を始めたばかりの初心者にとっては大きなハードルとなる。本記事の特長は、そうした設定ファイルを直接編集するのではなく、GUI(Graphical User Interface、グラフィカルユーザーインターフェース)つまり、画面上のボタンやチェックボックスを操作するだけで設定が完結する方法を提示している点だ。これにより、コードの記述に不慣れな初心者でも、直感的に自動テストの設定を進めることが可能になる。

具体的な準備と設定の手順としては、いくつかの重要なツールを事前にインストールする必要がある。

まず、開発環境として「VS Code(Visual Studio Code)」という高機能なテキストエディタのインストールが求められる。これは、プログラミングコードを書いたり、さまざまな開発ツールと連携させたりするために世界中で広く使われているツールであり、今回の自動テスト環境の基盤となる。

次に、GitHub Copilotを利用するための設定を行う。これは、AIによるコード生成やアシスト機能を使うために必須の手順だ。GitHub Copilotは基本的に有料のサービスだが、学生やオープンソースプロジェクトのコントリビューター(貢献者)向けには無償で提供される場合もあるため、利用条件を確認するとよい。

さらに、「Node.js(ノードジェイエス)」とそれに付随するパッケージ管理ツール「npm(エヌピーエム)」のインストールも必要となる。Node.jsは、通常Webブラウザで動作するJavaScriptというプログラミング言語を、Webブラウザの外、つまりパソコン上で独立して実行できるようにする環境だ。npmは、Node.js上で動作するさまざまなツールやライブラリを簡単にインストール・管理するためのツールであり、今回の自動テスト環境の構築に必要な追加コンポーネントを導入する際に使われる。これらのツールをインストールすることで、GitHub Copilot AgentがWebブラウザを操作したり、テスト環境を管理したりするための土台が整うことになる。

これらの事前準備が整ったら、GitHub Copilot Agentを使って自動ブラウザテストのシナリオ(テストの手順)を作成していく。GUIベースの設定では、ブラウザで特定のWebページを開く、テキストボックスにユーザー名やパスワードなどの文字を入力する、特定のボタンをクリックするといった一連の操作を、まるで人間がWebサイトを操作するようになぞるように、AIに指示することができる。例えば、ログイン機能のテストであれば、「ログインページを開く」→「ユーザー名を入力する」→「パスワードを入力する」→「ログインボタンをクリックする」といった一連の操作をGUI上で指定していくイメージだ。

GitHub Copilot Agentは、これらの指示を受けて、内部で自動テストを実行するためのプログラミングコードを生成する。そして、実際にWebブラウザを起動し、指示された操作を順番に実行していく。テストが完了すると、期待通りの結果が得られたか(例えば、ログイン後に表示されるべきユーザーのトップページが表示されたか、エラーメッセージが表示されたかなど)を自動で確認し、その結果を報告する。この一連の流れがすべてAIとGUIの助けによって行われるため、プログラミング初心者でも比較的容易に自動テストの仕組みを体験し、導入することが可能となるのだ。

このような仕組みを導入することで、開発者は手作業で行っていた繰り返しテストの時間を大幅に削減し、WebサイトやWebアプリケーションの新しい機能開発や改善といった、より創造的な作業に集中できるようになる。また、毎回同じ手順でテストが自動的に行われるため、人為的なミスが減り、テストの品質と信頼性が大きく向上する。特に、コードの知識が少ない初心者でも最新のAI技術を活用して自動テストの恩恵を受けられる点は、今後のシステム開発の学習において大きなアドバンテージとなるだろう。GitHub Copilot AgentとGUI設定の組み合わせは、システムエンジニアを目指す初心者が最新のAI技術を実際に活用し、効率的かつ高品質な開発プロセスを学ぶための素晴らしい一歩となることを、この記事は示している。

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