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Webサイト(ウェブサイト)とは | 意味や読み方など丁寧でわかりやすい用語解説

Webサイト(ウェブサイト)の意味や読み方など、初心者にもわかりやすいように丁寧に解説しています。

作成日: 更新日:

読み方

日本語表記

ウェブサイト (ウェブサイト)

英語表記

Website (ウェブサイト)

用語解説

Webサイトとは、インターネット上に公開され、世界中のユーザーがアクセスできる情報の集まりである。一般的に、複数のWebページが相互にリンクで結びつけられ、統一されたテーマや目的のもとに構成されている。Webサイトは、企業の情報公開、商品の販売、個人の情報発信、特定のコミュニティ形成など、多岐にわたる目的で利用される。インターネットの普及とともに、現代社会においてWebサイトは不可欠な情報伝達の基盤となっている。

Webサイトを構成する要素の最小単位はWebページであり、これはHTML(HyperText Markup Language)というマークアップ言語で記述された文書を指す。HTMLはWebページの構造や内容を定義し、見出しや段落、画像、リンクといった要素を配置する役割を担う。Webサイトの見た目やデザイン、つまり色やフォント、レイアウトなどはCSS(Cascading Style Sheets)によって制御される。CSSを用いることで、HTMLで定義された内容に装飾を加え、視覚的に魅力的なWebページを作成できる。さらに、JavaScriptというプログラミング言語は、Webサイトに動的な動きやインタラクティブな機能をもたらす。例えば、スライドショーの表示、フォームの入力チェック、非同期通信によるデータの更新などはJavaScriptによって実現される。これらのHTML、CSS、JavaScriptが、ユーザーのWebブラウザ上で動作する「フロントエンド」の主要な技術要素である。Webサイトにはテキスト情報だけでなく、画像ファイル(JPEG, PNG, GIFなど)、動画ファイル、音声ファイルといった多様なメディアも埋め込まれ、より豊かな表現を可能にしている。

ユーザーがWebサイトを閲覧する際には、Webブラウザというソフトウェアが重要な役割を果たす。Webブラウザは、ユーザーが入力したURL(Uniform Resource Locator)に基づいて、目的のWebサイトが保存されているWebサーバーに対してリクエストを送信する。このリクエストはHTTP(Hypertext Transfer Protocol)という通信規約に従って行われる。Webサーバーはリクエストを受信すると、該当するWebページや関連するファイルを検索し、HTTPレスポンスとしてWebブラウザにそれらのデータを送り返す。Webブラウザはそのデータを受け取ると、HTMLやCSS、JavaScriptを解釈・実行し、視覚的に理解しやすい形でユーザーのデバイス画面にWebサイトを表示する。この一連の流れはクライアントサーバーモデルと呼ばれ、ユーザー側のWebブラウザが「クライアント」、Webサイトの情報を保持し提供する側が「サーバー」として機能する。また、URLに含まれるドメイン名(例: example.com)をWebサーバーのIPアドレスに変換するために、DNS(Domain Name System)という仕組みが背後で動作している。これにより、数字の羅列であるIPアドレスを覚えることなく、分かりやすい名前でWebサイトにアクセスできる。

Webサイトにはその目的や機能に応じて様々な種類が存在する。例えば、企業が自社の事業内容や製品、サービスを紹介する「企業サイト」、商品をオンラインで販売する「ECサイト(電子商取引サイト)」、個人的な情報や意見を発信する「ブログ」、多数のユーザーが交流する「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)」、ニュースや専門情報を提供する「ポータルサイト」などが挙げられる。それぞれのWebサイトは特定のターゲットユーザーに向けて、最適な情報提供や機能設計がなされている。

Webサイトの裏側、つまりサーバー側で動作する部分は「バックエンド」と呼ばれ、データベースやサーバーサイドのプログラミング言語(例: PHP, Python, Ruby, Java, Node.jsなど)が用いられる。バックエンドは、ユーザーからのリクエストに応じてデータベースから情報を取得したり、ユーザーが入力したデータをデータベースに保存したり、複雑な処理を実行したりする役割を担う。例えば、ECサイトで商品情報を表示したり、ユーザーの購入履歴を管理したりする際には、データベースとの連携が不可欠である。この動的な情報の管理を効率化するために、CMS(コンテンツ管理システム)が広く利用されている。WordPressはその代表例であり、専門的なプログラミング知識がなくてもWebサイトのコンテンツを簡単に作成・編集・管理できる環境を提供する。

Webサイトのセキュリティも極めて重要である。特に個人情報やクレジットカード情報などを扱うWebサイトでは、通信内容の盗聴や改ざんを防ぐためにSSL/TLS(Secure Sockets Layer/Transport Layer Security)という技術が導入されている。SSL/TLSが適用されたWebサイトはURLが「http」ではなく「https」で始まり、通信が暗号化されるため、ユーザーは安心して情報を送受信できる。近年では、どのようなWebサイトであってもHTTPS化が推奨されている。また、スマートフォンやタブレットなど、様々な画面サイズのデバイスからWebサイトが閲覧されることが一般的になったため、どのデバイスからアクセスしても最適に表示されるように「レスポンシブデザイン」という設計手法が採用されることが多い。これはCSSのメディアクエリなどを利用して、画面サイズに応じてレイアウトや表示を柔軟に調整する技術である。

システムエンジニアがWebサイト構築に関わる場合、そのプロセスは多岐にわたる。まず、クライアントの要望をヒアリングし、Webサイトの目的、ターゲットユーザー、必要な機能などを明確にする「企画・要件定義」フェーズがある。次に、サイトマップやワイヤーフレームを作成し、Webサイト全体の構造や各ページのレイアウトを具体化する「設計」フェーズへ移行する。そして、HTML/CSS/JavaScriptによるフロントエンド開発、サーバーサイドプログラミングやデータベース設計によるバックエンド開発を行う「実装・開発」フェーズが進められる。開発後には、機能が意図通りに動作するか、表示崩れがないかなどを確認する「テスト」フェーズを経て、Webサーバーにファイルをアップロードし、ドメインと紐付けて一般に公開する「公開」フェーズに至る。公開後も、コンテンツの更新、機能の改善、セキュリティ対策、サーバーの監視といった「運用・保守」が継続的に行われる。これらの各フェーズにおいて、システムエンジニアは技術的な専門知識だけでなく、プロジェクト管理能力やコミュニケーション能力も求められる。Webサイトは単なる情報の羅列ではなく、企画、デザイン、開発、運用が一体となった複雑なシステムとして機能していることを理解することが、Webサイト開発に携わる上での第一歩となる。

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