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【ITニュース解説】js13kGames 2025 voting is open!

2025年09月15日に「Dev.to」が公開したITニュース「js13kGames 2025 voting is open!」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

js13kGames 2025の投票が始まった。197のWebゲーム作品が出揃い、9月14日から10月4日まで投票を受け付ける。参加者はGitHubでログインし、ゲームをプレイ後、テーマや操作性などの基準で評価しフィードバックを送る。結果は10月5日に発表される。

出典: js13kGames 2025 voting is open! | Dev.to公開日:

ITニュース解説

js13kGamesという、ウェブ技術を使ってわずか13キロバイトという厳しい容量制限の中で小さなゲームを開発する国際的なコンテストの第14回大会が先日幕を閉じた。この大会には、世界中から集まった開発者たちが合計197もの独創的なウェブゲームをエントリーした。これらの魅力的な作品の中から、審査員と参加者の投票によって最高のゲームを選び出すための投票期間が現在開催されている。

投票はオンラインで行われ、2025年9月14日から10月4日までの約3週間にわたって実施される。そして、すべての投票が集計された後、10月5日に栄えある受賞作品が発表される予定だ。この大会に自分のゲームを提出した開発者は、他の参加者が作ったゲームを評価し、票を投じる権利を持つ。これは、単に「面白い」「つまらない」といった主観的な感想を述べるだけにとどまらない、より建設的な評価プロセスである。

具体的には、投票者はまずエントリーされたゲームを実際にプレイする。その後、それぞれのゲームについて、設定やテーマの魅力、アイデアの斬新さ、操作性や遊びやすさ、見た目のグラフィック、サウンドの品質、そして操作性といった、事前に定められた詳細な評価基準に基づいて5段階で採点を行う。さらに、単なる点数だけでなく、そのゲームの特に良かった点や、もし可能であれば改善するとより良くなるだろうという点について、具体的な文章でフィードバックを提供する。このフィードバックは、開発者が自分の作品について客観的な意見を得るための非常に貴重な情報源となる。

今回の投票では、いくつかの評価基準が更新されている点にも注意が必要だ。例えば、ゲームの操作性に関する評価は、デスクトップ環境での操作、モバイルデバイスでの操作、そしてWebXRと呼ばれる拡張現実環境での操作というように、利用される環境別に個別に評価されるようになった。これは、様々なデバイスやプラットフォームでのユーザー体験をよりきめ細かく評価しようとする意図の表れである。また、音声が一切含まれていないゲームについては、サウンドの品質に関する項目で自動的に0点が付与されるというルールも加わった。加えて、これまで専門の審査員によって評価されていた「オンラインゲーム」や「分散型ゲーム」といった特殊なカテゴリの作品にも、一般の投票者が票を投じられるようになった。

フィードバックを書く際には、自分が自分のゲームに対してどのようなコメントを受け取りたいかを考えて書くことが推奨されている。建設的で具体的な意見は、他の開発者の成長を促し、コミュニティ全体の技術レベル向上に貢献する。この大会では、参加者による投票だけでなく、専門家で構成されたパネルも各ゲームをプレイし、詳細なフィードバックを提供する。また、GitHubアカウントを持っていれば誰でもウェブサイトにログインしてコメントを残すことができるため、友人や同僚にも参加を促し、活発な議論を呼びかけることができる。

実際に投票を行うには、まず自身のGitHubアカウントを使って大会のウェブサイトにログインする必要がある。ログイン後、評価したいゲームのエントリーページにアクセスし、そのゲームをプレイする。ゲームを体験したら、前述の評価基準に基づいて5段階評価を入力し、合わせて具体的なフィードバックコメントを記入する。これらの一連の作業をもって、一つの作品に対する投票が完了となる。

投票期間中、エントリーされているゲームのウェブサイト上での表示順序は動的に変化するようになっている。投票が開始された直後は、早期に提出されたゲームが優先的に上位に表示される。これは、締め切り間際に慌てて提出するのではなく、余裕を持って早めに作品を完成させることを奨励するためである。数日が経過すると、表示順序はランダムに変更され、特定のゲームが常に上位に表示されるのを防ぎ、より多くの作品が目に触れる機会を確保する。そして、投票期間の締め切りが数日後に迫ると、今度はまだあまり投票されていない、評価が少ない作品が上位に表示されるようになる。この工夫は、すべての作品が公平に評価される機会を持つようにするための配慮である。

投票活動と並行して、自分のゲームを開発した記憶がまだ鮮明なうちに「Post Mortem(事後分析)」を執筆することも推奨されている。Post Mortemとは、プロジェクトを終えた後に、その開発過程を振り返り、何がうまくいったのか、どのような課題に直面し、それをどう乗り越えたのか、そして自分が特に誇りに思う点はどこかなどを文章にまとめることだ。これは、自身の開発経験を言語化し、今後の学習やプロジェクトに活かすための非常に有益な作業となる。過去のjs13kGames大会で発表されたPost Mortemを読むことで、他の開発者がどのような課題に直面し、どのように解決していったのかを知ることができ、それは多くの学びのきっかけとなるだろう。

このjs13kGamesは、単なるゲーム開発のコンテストに留まらず、ウェブ技術の可能性を探求し、開発者同士が互いに学び合い、成長できる貴重なコミュニティイベントだと言える。システムエンジニアを目指す人にとって、このような開発イベントに参加し、あるいは作品を評価するプロセスを通じて、要件定義、品質管理、フィードバックの重要性、プロジェクトの振り返りといった、システム開発の現場で不可欠な多くのスキルや考え方を実践的に学ぶ良い機会となるだろう。

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