【ITニュース解説】Graduating in 2030: Is learning C worth it? Honestly?
2026年10月02日に「Dev.to」が公開したITニュース「Graduating in 2030: Is learning C worth it? Honestly?」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
AIのコード生成進化で、C言語学習の要不要に疑問が投げかけられている。AI生成コードのレビューにはC言語知識が必須だが習得は困難。開発業務は高レベルタスクへ移行しており、C言語学習の優先度見直しが課題だ。
ITニュース解説
ある学生が、2030年の卒業を控える中で、IT業界の未来における自身のスキルセットについて深刻な疑問を抱いている。人工知能(AI)の急速な進化が、手作業によるプログラミングやコードのレビューといった、これまでの主要な開発スキルを不要にするのではないかという懸念を抱いているのだ。
この学生は、AIがすでに多くのソフトウェア開発者よりも優れたコードを書けるという見解に大きく同意している。AIの能力は現状でも非常に高く、今後わずか数年の間にさらに飛躍的に進化すると予測している。このような状況で、人間が長時間をかけてプログラミングスキルを習得することの意義について、疑問を感じているのである。
特にこの学生が苦戦しているのは、C言語の学習だ。マイクロコントローラをプログラミングするためのESP-IDFを学んでいるが、C言語の学習曲線は非常に険しいと感じている。ウェブ開発で慣れ親しんだNext.jsやReactのドキュメントに比べて、C言語の公式ドキュメントやサンプルコードは格段に複雑で、理解に多大な時間を費やしている状況だ。
AIを活用すれば、コードの生成は格段に速くなり、プロジェクトの進行も加速する。しかし、C言語に関する自身の知識が限られているため、AIが生成したコードが本当に正しいのか、意図通りに機能するのかを適切にレビューしたり検証したりすることが非常に難しいと感じている。この知識のギャップを埋めようと努力しているものの、その過程は膨大な時間を要する。そのため、多大な労力を費やして習得しようとしているスキルが、いざ社会に出る頃には無用になっているのではないかという不安に苛まれている。
筆者は、AIが人間よりも常に優れたコードを速く書けるようになるのなら、なぜ人間が何年もかけてプログラミング言語の文法を苦労して学ぶ必要があるのかという根本的な問いを投げかける。また、AIが誤ったコードを生成した場合に人間が介入して修正すべきだという意見がある一方で、人間自身がAIよりも多くの間違いを犯す可能性もあるのではないかと懸念している。
現在、開発者コミュニティでの議論を見ると、エンジニアたちが手作業でのコーディングから、より抽象的で高レベルなタスクへと役割を移行させている傾向が顕著だという。中には、AIが生成したコードはもはや確認すらしないと主張する開発者もいるほどで、コードレビュー自体が役割を終えつつあるかのような印象さえ受けると言及している。
こうした状況を踏まえ、この学生は自身の学習方針について、より現実的で最新の視点から助言を求めている。具体的には、C言語のプログラミングやその文法を深く学ぶことに時間を費やすのをやめるべきなのか。もしそうであるならば、代わりにどのようなスキルや知識を優先して習得すべきなのかについて、明確な方向性を求めているのである。これは、AIが急速に進化する現代において、これからシステムエンジニアを目指す多くの初心者が抱えるであろう共通の悩みであり、その学習戦略の再考を促す問いかけとなっている。