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【ITニュース解説】My Reading Journey: Jul-Sep 2025

2025年10月05日に「Dev.to」が公開したITニュース「My Reading Journey: Jul-Sep 2025」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

筆者が最近読んだ7冊の本をレビュー。C++の包括的な解説書や、クリーンコードの実践法を説く指南書を紹介する。また、メタバースやコンピュータウイルスがテーマのSF小説「スノウ・クラッシュ」も取り上げ、IT技術と未来社会について考察。システムエンジニアを目指す人にも示唆を与える内容だ。

出典: My Reading Journey: Jul-Sep 2025 | Dev.to公開日:

ITニュース解説

あるニュース記事では、執筆者が最近読んだ7冊の本について紹介している。システムエンジニア(SE)を目指す皆さんにとって、これらの読書体験から得られる学びは非常に大きい。特に技術書と、未来を洞察するSF小説の読書は、知識の習得だけでなく、SEとして求められる思考力や洞察力を養う上で重要な示唆を与えてくれる。

まず、SEにとって最も直接的な学びを提供するノンフィクション書籍から見ていこう。その一つが、Bjarne Stroustrup氏による『A Tour of C++ (3rd Edition)』だ。C++は、OSや組み込みシステム、ゲームエンジンなど、多くの基盤システムで利用される非常に重要なプログラミング言語である。この本の著者であるStroustrup氏は、C++の設計者その人であり、現代のC++が提供する機能や、最新のC++20、さらにはC++23で導入される予定の機能まで、その全体像を網羅的に解説している。この本を読むことで、C++がどれほど広範な領域をカバーしているか、そしてムーブセマンティクスやスマートポインタといった現代的なC++の概念がどのようなものか、その詳細を理解できる。これらの概念は、より効率的で安全なプログラムを書く上で不可欠であり、将来的にC++を扱うことになった際に大いに役立つだろう。この本は、すでに他の言語でのプログラミング経験がある人や、古いバージョンのC++を知っている人にとって、最新のC++の知識を体系的に学ぶための優れた教材となる。C++の全体像を把握することは、SEとして多様なシステムに対応できる能力を高める第一歩となる。

次に、Robert C. Martin氏の著書『Clean Code』は、すべてのプログラマー、特にSEを目指す皆さんにとって必読の書と言える。この本は、読みやすく、理解しやすく、そして保守しやすい「クリーンなコード」を書くための具体的なベストプラクティスを多数紹介している。単にコードが動けば良いという考え方から脱却し、将来的に他の人が、あるいは数ヶ月後の自分がコードを見たときに、その意図をスムーズに理解できるような書き方を追求することが、長期的なプロジェクトの成功には不可欠だ。本書では、実際のコードを改善していく「リファクタリング」の事例が豊富に盛り込まれており、どのようにしてごちゃごちゃしたコードを整理し、清潔にしていくかを実践的に学べる。また、「ヒューリスティクス」(経験則)や「コードのにおい」(改善が必要な兆候)のリストは、良いコードと悪いコードを見分ける判断基準となり、今後のプログラミングにおいて指針となるだろう。執筆者も、大学時代に読んだこの本を再読したことで、自身の修士プロジェクトのコードに改善の余地があることに気づいたと述べている。これは、一度学んだ知識であっても、繰り返し見直すことで新たな発見や深い理解が得られることを示している。安易な方法を選んでしまうと、それが将来的にコードの品質や保守性に悪影響を及ぼす可能性は高い。この本は、良いコードを書くというプログラマーの基本的な心構えと実践的な技術を身につける上で、極めて価値のある一冊だ。引用されている「次にコードを書くとき、あなたは著者であり、その努力を評価する読者のために書いていることを忘れてはならない」「散らかったコードを説明するコメントを書くよりも、その散らかったコードをきれいにするために時間を使え」という言葉は、プロのSEとしてコードに向き合う姿勢を明確に示している。

技術書だけでなく、SF小説のようなフィクションを読むことも、SEとして重要な能力を養う上で役立つ場合がある。例えば、Neal Stephenson氏の『Snow Crash』は、メタバースとディストピア的な現実が混在する世界を描いたSF小説だ。この本は30年以上も前に出版されたにも関わらず、現代のメタバースやChatGPTのようなAI技術(Librarianキャラクター)、あるいは現代社会の問題と驚くほど多くの類似点を見出すことができる。SEは、単にコードを書くだけでなく、未来の技術が社会に与える影響を想像し、新しいサービスやシステムを構想する役割も担う。この小説は、「コードは単なるスピーチの一形態であり、コンピュータが理解する言語である」という本質的な洞察を与え、技術がどのように現実世界と結びつき、あるいは世界を構築していくのかを深く考えさせるきっかけになるだろう。未来を予測する思考力や、既存の概念にとらわれない発想力は、SEとして大きく成長するための重要な要素である。

執筆者は他にも、Andy Weir氏のSF小説『Artemis』、Christopher Paolini氏のファンタジー小説『Brisingr』、人気漫画のスピンオフ『Attack On Titan: Lost Girls Vol 1』、アメコミの古典である『Batman Hush』といったフィクション作品を楽しんだと述べている。直接的な技術学習とは異なっても、このような多様なジャンルの読書は、気分転換や視野の拡大に繋がり、結果としてSEとしての発想力や創造性を豊かにする可能性がある。

現在、執筆者は『The Pragmatic Programmer』や『C++20 for Programmers』といった、引き続きSEにとって非常に有益な書籍を読んでいる途中だという。このことからもわかるように、技術の世界は常に進化しており、SEとして第一線で活躍し続けるためには、生涯にわたる継続的な学習が不可欠である。読書を通じて、基礎的なプログラミング技術から、より良いコードを書くための心構え、そして未来の技術や社会に対する洞察力を養うことは、システムエンジニアを目指す皆さんにとって、将来のキャリアを豊かにする上でかけがえのない経験となるだろう。

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