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【ITニュース解説】Let's Talk About the New New Power Automate UI

2025年09月26日に「Dev.to」が公開したITニュース「Let's Talk About the New New Power Automate UI」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

Power Automateの新UIは、当初バグや機能不足で不評だった。しかし、ユーザーのフィードバックを受け、旧UIの利便性を大幅に取り入れた改善が実施された。特に、アクションのパラメーターを直接編集できる「インラインアクション」が導入され、複数のアクションを同時に開けるなど、効率的にフローが作れるようになった。

ITニュース解説

システムエンジニアを目指す皆さんにとって、日々の業務を効率化する自動化ツールは非常に重要な存在だ。その中でも、Microsoftが提供するPower Automateは、複雑なプログラミング知識がなくても、視覚的な操作で様々な自動化フローを作成できる「ローコード」または「ノーコード」ツールとして注目されている。しかし、このツールの使いやすさは、その「ユーザーインターフェース(UI)」に大きく左右される。UIとは、私たちがソフトウェアを操作する際の画面デザインやボタン配置などのことで、これが直感的で効率的であるほど、私たちの作業はスムーズに進む。

Power Automateは過去にUIの大規模な刷新を行い、新しいUIが導入された。しかし、この初期の新しいUIは、多くのユーザーから不満の声が上がっていた。その主な理由は、いくつか深刻な問題点があったためだ。まず、バグが頻繁に発生し、安定性に欠けていた。自動化フローを作成する途中で予期せぬエラーに遭遇することは、作業を大きく中断させ、フラストレーションの原因となる。次に、フロー作成において不可欠な「Undo」(元に戻す)のようなコア機能が欠けていた点も問題だった。誤って操作した場合にすぐに修正できないことは、作業効率を著しく低下させる。さらに、主要な操作を行うための画面上の距離が以前よりも長くなったため、マウスの移動量が増え、結果として作業の生産性が低下するという状況も発生していた。これらの問題により、多くのユーザー、特にプロとしてPower Automateを日常的に使用する人々は、以前から存在していた「Classic UI」に戻って作業することが少なくなかった。

その後、Power Automateの開発チームは、ユーザーからのフィードバックに迅速に対応し、UIの改善に努めてきた。初期の新しいUIに存在した多くのバグは修正され、安定性が向上した。例えば、コンテナの上部にアクションを追加しようとした際に発生していた問題のような、以前からのバグも修正された。また、バージョン管理機能のように、プロの現場で必要とされる重要な機能も新たに追加された。これらの改善により、初期の新しいUIはプロの業務にも耐えうるレベルにまで進化し、実際に多くのユーザーが日常業務で利用するようになった。

しかし、一部のユーザー、特に新しいフローの試作や学習、ブログ記事の執筆といった、創造性を要求される場面では、依然としてClassic UIのほうが好まれていたという実情があった。Classic UIは、自動化フロー全体を俯瞰しやすく、特に他の人が作成したフローをレビューする「コードレビュー」のような作業において、その見やすさが大きな利点となっていた。また、作業における細かな摩擦点が少なく、直感的に素早くフローを構築できるというメリットもあった。試行錯誤の段階では、万が一フローを失ったり、大きな間違いを犯したりしても、それほど大きな影響がないため、使い慣れたClassic UIで自由に作業を行うほうが効率的だと感じられていたのだ。

そして今回、Microsoftはユーザーからのさらなるフィードバックを基に、Power Automate UIのさらなる改善、まさに「新しい新しいUI」を発表した。これは、過去のClassic UIの利点を現代のUIデザインに融合させることを目指したもので、キーワードは「レトロ」「クラシック」「インライン」だ。この新しいアプローチの核となるのは、「インラインアクション」と呼ばれる機能の復活である。これまでは、自動化フローの中で特定のアクションを選択すると、その詳細な設定(パラメーター)は画面の右側に表示される「サイドパネル」で行う必要があった。しかし、新しいUIでは、Classic UIのようにアクションそのものの中に直接パラメーターを入力・設定できるようになっている。これは、ユーザーがアクションの設定のために視線を移動させる手間を大幅に削減し、よりスムーズにフロー構築を進められるようにするものだ。

この「新しい新しいUI」は、現在のモダンなデザインテーマと外観を維持しつつ、画面全体の表示領域を広げ、より多くの情報を一度に確認できるように工夫されている。また、インラインアクションによって、複数のアクションの設定を同時に開いて比較・確認することが可能になったため、複雑なフローのデバッグやレビュー作業が格段にやりやすくなった。Classic UIでは、アクションが縦に無限に伸びてしまい、スクロールが大変になるという問題があったが、新しいUIではコンポーネントの高さを固定し、必要に応じて内部でスクロールする仕組みが導入されたことで、画面全体の視認性が向上している。さらに、新しいアクションを作成する際も、その場でパラメーターをインラインで追加できるようになったため、「クリックして追加場所を選択し、画面左上に移動してアクションを選び、パラメーターを設定し、フローに戻る」といった、以前の煩雑な操作ステップが解消され、より直感的にフローを構築できるようになった。

もちろん、この新しいUIも完璧ではない。例えば、Classic UIで利用できた「クリップボードリスト」機能のような、複数のアイテムを一時的に保存して貼り付ける機能は、まだ新しいUIのコピー&ペースト機能には搭載されていない。しかし、現在はコンテナ全体をコピー&ペーストしたり、複数のウィンドウ間でコピー&ペーストしたりすることが可能になっているため、実用性は十分に高いと言える。また、細かなバグもまだいくつか存在し、全てのコントロールが同じ「条件」アイコンを使用しているといった、視覚的な一貫性に関する課題も指摘されている。

しかし、これらの小さな課題を差し引いても、今回の「新しい新しいUI」は、Power Automateにとって非常に重要な、まさに「正しいアップデート」だと言える。初期の新しいUIは多くの問題を抱えていたが、開発チームがユーザーのフィードバックに真摯に耳を傾け、迅速に改善を重ね、最終的にClassic UIの利点をモダンなデザインと機能に融合させることに成功した結果と言えるだろう。この新しいUIは、現在Copilot Studioのプレビュー環境で利用可能であり、近い将来、Power Automateの全てのユーザーに展開される予定だ。システムエンジニアを目指す皆さんにとって、このようなツールの進化を理解し、その使いこなし方を学ぶことは、今後のキャリアにおいて大きな強みとなるだろう。

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