HTTP 414 URI Too Long(エイチティーティーピーヨンイチヨンユーアールアイツーロング)とは | 意味や読み方など丁寧でわかりやすい用語解説
HTTP 414 URI Too Long(エイチティーティーピーヨンイチヨンユーアールアイツーロング)の意味や読み方など、初心者にもわかりやすいように丁寧に解説しています。
読み方
日本語表記
HTTP 414 URI が長すぎる (エイチティーティーピーヨンイチヨンユーアールアイガナガすぎる)
英語表記
HTTP 414 URI Too Long (エイチティーティーピー ヨンイチヨン ユーアールアイ トゥー ロング)
用語解説
HTTP 414 URI Too Longは、HTTPステータスコードの一つで、クライアントがサーバーに送信したURI(Uniform Resource Identifier)がサーバーの許容する長さを超えていることを意味する。
URIは、Web上のリソースを一意に識別するための文字列であり、URL(Uniform Resource Locator)とURN(Uniform Resource Name)を含む上位概念だ。URLはリソースの場所を指し示し、URNはリソースの名前を指し示す。HTTPリクエストでは、通常URLが用いられる。
URIが長くなる主な原因は、GETメソッドで大量のデータをサーバーに送信しようとする場合だ。GETメソッドは、URIの中にクエリパラメータとしてデータをエンコードして送信する。たとえば、検索条件やフィルタリング条件が多い場合、URIが長くなる傾向がある。また、Cookieのデータ量が多い場合も、URIが長くなる可能性がある。サーバーによっては、Cookie情報をURIの一部として扱うことがあるためだ。
HTTP 414エラーが発生すると、サーバーはリクエストの処理を拒否し、クライアントにエラーメッセージを返す。クライアントは、このエラーメッセージを受け取ることで、URIが長すぎることを認識できる。
このエラーへの対策としては、まず、GETメソッドで大量のデータを送信することを避けるのが基本だ。代わりに、POSTメソッドを使用することを検討する。POSTメソッドは、リクエストボディの中にデータを格納して送信するため、URIの長さに制限を受けにくい。リクエストボディのサイズには制限があるものの、一般的にURIの長さ制限よりも大きい。
次に、URIを短縮することを検討する。たとえば、不要なクエリパラメータを削除したり、パラメータ名を短縮したりすることで、URIの長さを短くすることができる。また、サーバー側でURIを短縮する仕組みを導入することも有効だ。例えば、短い識別子(ID)をURIで使用し、サーバー側でそのIDに対応する情報を参照する方法がある。
さらに、Cookieのデータ量を減らすことも対策の一つだ。不要なCookieを削除したり、Cookieに格納する情報を最小限にしたりすることで、URIが長くなるのを防ぐことができる。Cookieに大量のデータを格納する必要がある場合は、サーバーサイドにデータを保存し、Cookieにはそのデータの参照IDのみを格納するなどの工夫も考えられる。
Webサーバーの設定を見直すことも重要だ。多くのWebサーバーは、URIの最大長を設定できる。サーバーの設定を確認し、必要に応じてURIの最大長を調整することを検討する。ただし、URIの最大長を大きくすると、セキュリティ上のリスクが高まる可能性があるため、注意が必要だ。例えば、意図的に長いURIを送信することで、サーバーに過負荷をかけるDoS攻撃(Denial of Service attack)を防ぐための対策がされている場合がある。
プログラミングにおいては、URIを生成する際に、適切なURIエンコードを行う必要がある。URIエンコードとは、URIで使用できない文字(例えば、スペースや日本語など)を、パーセントエンコーディング(%記号と16進数で表現)に変換することだ。エンコードが不適切だと、意図しないURIが生成され、結果的にHTTP 414エラーが発生する可能性がある。
HTTP 414エラーは、クライアント側の問題だけでなく、サーバー側の設定やプログラミングの問題によっても発生する可能性がある。システムエンジニアは、このエラーが発生した場合、クライアント、サーバー、プログラムのそれぞれを調査し、原因を特定する必要がある。
ログを確認することも有効な手段だ。Webサーバーのアクセスログには、リクエストされたURIの情報が記録されている。ログを分析することで、どのURIが長すぎるのか、どのクライアントからリクエストされたのかなどを把握することができる。また、アプリケーションのログにも、URI生成に関する情報が記録されている場合がある。
HTTP 414エラーは、ユーザーエクスペリエンスを損なう可能性がある。エラーが発生すると、ユーザーはWebページを表示できなくなるためだ。システムエンジニアは、HTTP 414エラーが発生しないように、適切な対策を講じる必要がある。また、エラーが発生した場合でも、迅速に原因を特定し、解決することが求められる。