Webエンジニア向けプログラミング解説動画をYouTubeで配信中!
▶ チャンネル登録はこちら

【ITニュース解説】Google Cloud Platform Console and CLI: Step-by-Step Guide

2025年09月15日に「Dev.to」が公開したITニュース「Google Cloud Platform Console and CLI: Step-by-Step Guide」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

Google Cloud PlatformはWebのConsoleとコマンド操作のCLIで利用する。Consoleは視覚的で初心者向き、CLIは高速で自動化に役立つ。初心者はConsole、繰り返し作業や自動化はCLIが便利。プロジェクト管理やセキュリティ、ログ管理も可能だ。

ITニュース解説

Google Cloud Platform(GCP)は、インターネットを通じて様々なコンピューティングサービスを提供するクラウドコンピューティングプラットフォームだ。システムエンジニアを目指す上で、このようなクラウドサービスを理解し、使いこなすことは非常に重要となる。GCPを操作する方法は主に二つあり、それぞれGoogle Cloud Consoleとgcloud CLIと呼ばれている。これらは目的や状況に応じて使い分けることで、GCPをより効率的に活用できる。

Google Cloud Consoleは、GCPを初めて触る初心者や、サービスの内容を視覚的に把握したい場合に最適なツールだ。ウェブブラウザからアクセスでき、グラフィカルなユーザーインターフェースが特徴となる。メニューやチャートが表示され、マウスのクリック操作で簡単に設定変更やリソースの作成が行える。例えば、GCPのサービスを探索したり、新しいプロジェクトを立ち上げたりする際には、コンソールが非常に役立つ。特に、サービスの利用状況を視覚的に追跡したり、請求情報やレポートを確認したりする際にも、多くの企業でコンソールが選ばれている。

コンソールを使い始めるには、まずGoogleアカウントでGoogle Cloud Consoleにサインインする。次に、作業を行う「プロジェクト」を選択するか、新しく作成する。プロジェクトは、GCP上のすべてのリソースを管理するための基本的な単位だ。プロジェクトを選んだら、画面左側にあるナビゲーションメニューから様々なサービスにアクセスできる。例えば、仮想マシンを管理するCompute Engine、ファイルを保存するCloud Storage、データ分析を行うBigQuery、そしてアクセス権限を管理するIAM(Identity and Access Management)といった主要なサービスがここから利用できる。 また、コンソール内には「Cloud Shell」という便利な機能が用意されている。これは、ウェブブラウザ上で直接ターミナル(コマンドラインインターフェース)を開ける機能で、簡単なコマンド操作が必要な場合や、後述するCLIのコマンドを試したい場合に非常に便利だ。画面上部の検索バーを使えば、必要なサービスを素早く見つけ出すこともできる。 具体的な操作例として、Cloud Storageでファイルを保存する「バケット」を作成する手順を考えてみよう。ナビゲーションメニューからCloud Storageを選択し、「Create Bucket」というボタンをクリックする。すると、バケットの名前、データを保存するリージョン(地理的な場所)、ストレージクラス(データのアクセス頻度に応じた料金体系)などを設定する画面が表示されるので、必要事項を入力して作成ボタンを押すだけで、ストレージの準備が完了する。このように、コンソールは直感的な操作でクラウドのリソースを管理できるため、初心者にとって非常に分かりやすい。また、利用状況やログを「Operations」メニューから追跡したり、IAMを通じてアクセス権限を管理したりするのも、コンソールを使えば視覚的に把握しやすい。

一方、gcloud CLI(Command Line Interface)は、テキストベースのコマンドを入力してGCPを操作するツールだ。コンソールと比較して、非常に高速に操作できる点が最大の特徴となる。コマンド一つで複数のリソースを同時に作成したり、複雑な設定を一括で行ったりすることが可能だ。そのため、繰り返し行う定型的な作業や、大量のリソースをまとめてデプロイするような大規模な展開作業、あるいはソフトウェア開発のプロセスにGCPの操作を組み込んで自動化するDevOpsの現場などで幅広く利用されている。例えば、スクリプトを作成して一連のGCP操作を自動実行したり、CI/CDパイプラインに組み込んだりすることで、手作業によるミスを減らし、作業効率を大幅に向上させることができる。多くのプロフェッショナルなエンジニアが、日々の業務でCLIを積極的に活用している。

GCPを効率的に利用するためのヒントとして、コンソールとCLIの適切な使い分けが挙げられる。新しいサービスを試したり、機能の概要を把握したり、あるいは一時的な設定変更を行いたい場合は、視覚的に分かりやすいコンソールを使うのが良いだろう。一方で、同じ作業を何度も繰り返す場合や、多数のリソースを自動的に管理したい場合は、CLIを活用することが推奨される。また、GCPの利用状況を把握するために、Operationsセクションから請求情報、リソースの割り当て状況(クォータ)、各種サービスのログなどを定期的に確認することも重要だ。これにより、コストの最適化や問題の早期発見につながる。さらに、IAM(Identity and Access Management)を使って、誰がどのリソースにアクセスできるかを厳密に管理することは、クラウド環境のセキュリティを確保する上で最も基本的ながらも不可欠な要素となる。不適切なアクセス権限は、セキュリティリスクに直結するため、常に安全な状態を保つよう注意が必要だ。

このように、Google Cloud Platformを使いこなすには、視覚的で初心者にも優しいGoogle Cloud Consoleと、高速で自動化に特化したgcloud CLIという二つの操作方法を理解し、状況に応じて使い分けることが重要だ。これらのツールを組み合わせることで、GCP上の多様なサービス(仮想マシン、ストレージ、データベース、APIなど)を効果的に管理し、システムの開発や運用を効率的かつ安全に進めることができるようになる。システムエンジニアを目指す皆さんは、ぜひ両方の使い方を習得し、クラウド技術の可能性を広げていってほしい。

関連コンテンツ

関連IT用語