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【ITニュース解説】Въведение в Kotlin (за Java програмисти)

2025年09月08日に「Dev.to」が公開したITニュース「Въведение в Kotlin (за Java програмисти)」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

KotlinはJava仮想マシンで動く言語で、Javaコードと完全に連携できる。Javaより少ないコード量で、Nullによるエラーを防ぎやすいのが利点。既存のJavaライブラリをそのまま使えるため、Java経験者が学びやすい。AndroidアプリやWeb開発で人気が高まっている。(119文字)

ITニュース解説

Kotlinは、Javaと同じくJVM(Java仮想マシン)という土台の上で動作する、現代的なプログラミング言語です。開発したのは、多くのJava開発者が利用する統合開発環境「IntelliJ IDEA」で知られるJetBrains社です。この出自からもわかるように、KotlinはJavaとの親和性を非常に重視して設計されています。現在では、GoogleがAndroidアプリ開発の公式言語として推奨しているほか、Webシステムのサーバーサイド開発でも採用が急速に拡大しています。

Kotlinの最大の特徴は、Javaとの100%の相互運用性です。これは、KotlinのコードとJavaのコードを一つのプロジェクト内で完全に共存させられることを意味します。例えば、既存のJavaプロジェクトに新しくKotlinで書いたファイルを追加したり、逆にKotlinのプロジェクトから膨大なJavaのライブラリやフレームワークをそのまま呼び出して利用したりすることが可能です。そのため、Javaを学んできた人にとって、その知識や経験は決して無駄にはならず、むしろ強力な土台として活かすことができます。Javaの資産を継承しつつ、よりモダンな言語の恩恵を受けられるのがKotlinの大きな利点です。

Kotlinが多くの開発者に支持される理由の一つに、コードの記述量が少なく、簡潔であることが挙げられます。Javaでは定型的に書かなければならなかったコードの多くが、Kotlinではよりシンプルに表現できます。例えば、データの保持のみを目的とするクラスを作る際、Javaではフィールドごとにgetterやsetter、equals()hashCode()toString()といったメソッドを記述する必要がありました。Kotlinではこれを「データクラス」として一行で宣言するだけで、コンパイラが必要なメソッドをすべて自動で生成してくれます。また、変数を宣言する際に、代入する値から型を自動で推論する「型推論」の仕組みがあるため、冗長な型宣言を省略でき、コードの可読性が向上します。

安全性もKotlinの重要な特徴です。Javaプログラミングで最も頻繁に発生するエラーの一つに「NullPointerException」がありますが、Kotlinはこれを言語の仕組みとして未然に防ぐ「Null安全」という設計思想を取り入れています。変数を定義する時点で、その変数にnullを代入できるか否かを明確に区別します。nullを許容しない型にnullを代入しようとすると、プログラムを実行する前、つまりコンパイルの段階でエラーとして検出されるため、実行時に予期せぬエラーでアプリケーションが停止するリスクを大幅に低減できます。これにより、開発者はより堅牢で安定したシステムを構築することに集中できます。

さらに、Kotlinには開発者の生産性を高めるための便利な機能が数多く備わっています。Javaのswitch文よりはるかに強力で柔軟な条件分岐が可能な「when式」、既存のクラスを継承することなく新しい機能を追加できる「拡張関数」、関数型プログラミングを簡潔に記述できる「ラムダ式」のサポートなど、現代的なプログラミングのパラダイムが積極的に取り入れられています。これらの機能を活用することで、より複雑なロジックを直感的かつ簡潔に実装できます。

JavaプログラマがKotlinを学ぶことは、全く新しい言語をゼロから習得するのとは異なります。むしろ、Javaという基盤の上に、より強力で効率的なツールを手に入れる感覚に近いと言えるでしょう。開発環境のサポートも手厚く、IntelliJ IDEAを使えば既存のJavaコードを自動でKotlinコードに変換する機能もあり、学習の助けとなります。Kotlinを学ぶことは、Javaエコシステムの中で自身のスキルセットを拡張し、より幅広い開発現場で活躍するための有効な一手となるはずです。

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