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【ITニュース解説】🖼️ Mastering Image Tags in HTML (With Semantics)

2025年09月13日に「Dev.to」が公開したITニュース「🖼️ Mastering Image Tags in HTML (With Semantics)」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

HTMLで画像を扱う際は、`<img>`で表示し`alt`で代替テキストを設定する。`figure`と`figcaption`で画像と説明をまとめることで意味を明確にする。`picture`でレスポンシブ対応し、`usemap`で画像内にクリック領域を作ることも可能だ。これらはウェブサイトのアクセシビリティと表現力を高める。

ITニュース解説

Webサイトを制作する上で、画像はユーザーの目を引き、情報を効果的に伝えるための非常に重要な要素だ。しかし、ただ単に画像を配置するだけでは不十分であり、その画像が持つ「意味」をコンピューターにも理解できるようにすることが求められる。これを「セマンティックHTML」と呼び、Webサイトのアクセシビリティを高め、検索エンジン最適化(SEO)に貢献し、将来的なメンテナンス性を向上させるために不可欠な考え方である。システムエンジニアを目指すなら、この画像の扱い方とセマンティックなマークアップの重要性を理解することは、Web開発の基本中の基本と言える。

最も基本的な画像の表示方法は、<img>タグを使用することだ。例えば、<img src="sunset.jpg" alt="Sunset over the mountains">のように記述する。ここで重要な属性は二つある。一つはsrc属性で、これは表示したい画像ファイルがどこにあるかを指定する。Webサイトのファイル構成に合わせて正確なパスを記述する必要がある。もう一つはalt属性で、これは「代替テキスト」と呼ばれる。画像が表示されなかった場合や、視覚障がいのあるユーザーがスクリーンリーダーを使用する際に、このalt属性に記述されたテキストが読み上げられる。このため、altテキストは画像の内容を正確かつ簡潔に説明するものであるべきだ。検索エンジンもこのaltテキストを読み取るため、SEOの観点からも非常に重要な要素となる。

次に、 <figure>タグの役割を理解しよう。単一の<img>タグは画像を表示するだけだが、その画像が文章の中で独立した図や写真、図表として扱われる場合、 <figure>タグで囲むことが推奨される。例えば、<figure><img src="sunset.jpg" alt="Sunset over the mountains"></figure>のように使用する。これは、ブラウザやスクリーンリーダーに対して「この画像はコンテンツの一部ではあるが、文章の流れから独立した、自己完結型の要素である」と伝えるためのセマンティックなマークアップである。このことで、画像の意味合いがより明確になる。

さらに、 <figure>タグと組み合わせて使うのが <figcaption>タグだ。これは画像に対する説明文、つまりキャプションを追加するために使用される。<figure><img src="sunset.jpg" alt="Sunset over the mountains"><figcaption>A beautiful sunset view in the Himalayas.</figcaption></figure>のように、 <figure>タグの内部に <figcaption>タグを配置する。これにより、画像の内容を補足したり、文脈を説明したりすることができる。単に画像の下にテキストを置くよりも、 <figcaption>タグを使うことで、そのテキストが画像に対するキャプションであるという情報が明確に伝わるため、構造的にも意味的にも優れた記述となる。

現代のWebサイトは、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなど、様々な画面サイズのデバイスで閲覧される。それぞれのデバイスで最適な画像を表示するために使用されるのが <picture>タグだ。これはレスポンシブデザインを実現する上で非常に強力なツールとなる。 <picture>タグの内部には、一つ以上の <source>タグと、そして必ず一つ<img>タグを配置する。 <source>タグはmedia属性を使って、特定の画面サイズ(例:min-width: 800pxで幅が800ピクセル以上の場合)に応じて異なる画像ファイル(srcset属性で指定)を読み込ませるように指示できる。また、type属性を使って、AVIFやWebPといった新しい画像フォーマットを優先的に読み込ませることも可能だ。<img>タグは、どの <source>条件にも合致しない場合の最終的なフォールバックとして機能する。これにより、デバイスの特性に合わせて最適な画質の画像を効率的に配信し、ページの表示速度向上にも貢献する。

画像の一部をクリック可能にする機能として、usemap属性と <map>タグ、 <area>タグの組み合わせがある。これは、一枚の画像の中に複数の異なるリンク領域を設定したい場合に非常に有用だ。例えば、地図画像の中で国ごとにリンクを設定するようなケースで活用される。<img>タグにusemap="#mapname"のように属性を指定し、mapnameというIDを持つ <map>タグと関連付ける。 <map>タグの中には、クリック可能な領域を定義する <area>タグを複数配置する。 <area>タグには、長方形(shape="rect")、円形(shape="circle")、多角形(shape="poly")といった形状を指定でき、coords属性でその形状のピクセル座標を指定する。href属性でクリックした際のリンク先を、alt属性でその領域の説明を記述する。この機能は、図解や製品のパーツ図など、特定の領域にインタラクティブ性を持たせたい場合に非常に効果的だ。

これらのタグを組み合わせることで、意味的にも構造的にも優れたWebコンテンツを構築できる。例えば、記事( <article>)の中に、レスポンシブ対応し、さらにクリッカブルな領域を持つ画像( <figure> <picture> <map> <area>を組み合わせる)を配置し、その画像に明確なキャプション( <figcaption>)を付けるといった構成が可能となる。これにより、Webページの内容が人間だけでなく、検索エンジンやスクリーンリーダーなどの機械にもより深く理解されるようになる。

最終的に、Web上で画像を扱う際のベストプラクティスとして、いくつか重要な点をまとめておく。まず、どのような画像であってもaltテキストは常に記述し、画像の内容を的確に伝えることが重要である。次に、画像がコンテンツの中で独立した図や写真である場合は、 <figure> <figcaption>をセットで使うことで、その画像の意味と説明を明確にする。異なるデバイスへの対応として、 <picture>タグを使ってレスポンシブな画像配信を実現することは、ユーザー体験を向上させる上で不可欠だ。また、画像内にクリック可能な特定の領域を設けたい場合は、usemap属性と <map> <area>タグを活用するが、この際には、様々な画面サイズでクリック領域が正しく機能するかを必ずテストする必要がある。これらの点を意識して画像をマークアップすることで、初心者であってもプロフェッショナルなWebサイト制作の第一歩を踏み出すことができるだろう。

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