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【JavaScript ECMAScript】Array::Array.prototype.sliceインスタンスメソッドの使い方

Array.prototype.slice()インスタンスメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。

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基本的な使い方

Array.prototype.slice()メソッドは、既存の配列から指定した範囲の要素を抽出し、その要素を含む新しい配列を生成して返すメソッドです。このメソッドの重要な特徴は、元の配列を変更しない「非破壊的」な操作である点です。

このメソッドは、最大で二つの引数を受け取ります。一つ目の引数であるbeginは、新しい配列の抽出を開始するインデックスを指定します。このbeginインデックスが指す要素は新しい配列に含まれます。beginが省略された場合や負の値を指定した場合は、配列の先頭(インデックス0)から抽出が開始されます。

二つ目の引数であるendは、抽出を終了するインデックスを指定します。ただし、endインデックスが指す要素は新しい配列には含まれず、endの一つ前の要素までが抽出されます。endが省略された場合や負の値を指定した場合は、配列の最後まで抽出が行われます。

slice()メソッドは、抽出された要素からなる新しい配列を返します。したがって、元の配列のデータ構造は保たれたまま、その一部を安全に取得して利用することができます。たとえば、配列から特定の部分だけを取り出して別の処理を行いたい場合や、元のデータを変更せずに配列のコピーを作成したい場合などに非常に役立ちます。システム開発において、データの整合性を保ちながら柔軟に配列を操作する上で、このメソッドは頻繁に活用されます。

公式リファレンス: Array.prototype.slice()

構文(syntax)

1const originalArray = [1, 2, 3, 4, 5];
2const newArray = originalArray.slice(1, 4);

引数(parameters)

start, end

  • start: number: 配列の切り出しを開始するインデックス。省略すると 0 になります。
  • end: number: 配列の切り出しを終了するインデックス(このインデックスの要素は含まれません)。省略すると配列の末尾までとなります。

戻り値(return)

Array

指定された範囲(指定した開始インデックスから終了インデックスの手前まで)の要素をコピーした新しい配列を返します。元の配列は変更されません。

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