【Ruby3.x】Numeric::round()メソッドの使い方
roundメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
作成日: 更新日:
基本的な使い方
roundメソッドは、数値を指定された桁数で丸めることを実行するメソッドです。このメソッドは、Numericクラスに属しており、整数や浮動小数点数といったあらゆる数値オブジェクトに対して呼び出すことができます。
引数を指定しない場合、レシーバである数値に最も近い整数に丸められた結果の整数を返します。例えば、3.4.roundは3を返し、3.7.roundは4を返します。
引数に整数を指定することで、丸める桁数をより細かく制御することが可能です。引数が正の整数の場合、小数点以下の指定された桁数で丸められます。例えば、3.14159.round(2)のように2を指定すると、小数点以下第2位で丸められ、3.14を返します。一方、引数が負の整数の場合、小数点より上の桁、つまり整数部で丸められます。例えば、123.45.round(-1)のように-1を指定すると、一の位で丸められ、120を返します。
丸めの規則としては、ちょうど中間の値(例えば、小数点以下が.5となる場合)は、常に絶対値が大きくなる方向に丸められます。具体的には、2.5.roundは3を返し、-2.5.roundは-3を返します。この挙動は、一般的な四捨五入のイメージと異なる場合があるため、利用時には注意が必要です。
このメソッドは、計算結果の精度調整や、表示する数値の整形など、多様な状況で数値の丸め処理を正確に実行するために利用されます。
構文(syntax)
13.14159.round(2)
引数(parameters)
ndigits = 0
- ndigits = 0: 丸める小数点以下の桁数を指定する整数。デフォルトは0で、最も近い整数に丸められます。
戻り値(return)
Integer
数値を指定された小数点以下の桁数で丸めた整数を返します。