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【ITニュース解説】My Third Step in Java: Methods, Main Method, Objects, and a Mini Calculator

2025年09月20日に「Dev.to」が公開したITニュース「My Third Step in Java: Methods, Main Method, Objects, and a Mini Calculator」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

Javaの基礎では、特定の処理を実行する「メソッド」の種類と、プログラム開始点「mainメソッド」の役割を解説。クラスから生成する「オブジェクト」を使ったメソッド呼び出し方を学び、簡単な計算機プログラム作成や命名規則を通して実践的に理解を深める。

ITニュース解説

Java言語の学習を始めたばかりの者にとって、プログラミングの基礎となる重要な概念の理解は不可欠である。ここでは、メソッド、メインメソッド、オブジェクトといったJavaの根幹をなす要素と、それらを用いて簡単なプログラムを作成する手法、さらにはコードを読みやすくするための命名規則について解説する。

まず、Javaにおける「メソッド」とは、特定のタスクを実行するための一連のコードをまとめたブロックである。メソッドを利用することで、同じ処理を何度も書く必要がなくなり、コードの再利用性が高まる。また、処理ごとにコードを整理できるため、プログラム全体の可読性が向上し、保守も容易になる。メソッドには、主に四つの型が存在する。

一つ目は「戻り値あり、引数あり」のメソッドである。これは、処理結果を呼び出し元に返し(戻り値)、外部からデータを受け取って(引数)処理を行うタイプである。例えば、二つの整数を受け取り、その合計を整数として返すpublic int addition (int a, int b) { return a+b; }のようなメソッドがこれに該当する。ここでintは戻り値の型が整数であることを示し、括弧内の(int a, int b)が受け取る引数を定義している。

二つ目は「戻り値あり、引数なし」のメソッドである。このタイプは、外部からデータを受け取らずに処理を行い、結果を返す。例えば、現在の時刻を文字列として返すようなメソッドが考えられる。

三つ目は「戻り値なし、引数あり」のメソッドである。これは、外部からデータを受け取って処理を行うが、結果を呼び出し元に返さないタイプである。例えば、二つの整数を受け取り、その差を画面に出力するpublic void subtraction (int a, int b) { System.out.println(a-b); }のようなメソッドがこれに当たる。ここでvoidは戻り値がないことを意味する。

四つ目は「戻り値なし、引数なし」のメソッドである。このタイプは、外部からデータを受け取らず、結果も返さない。特定のメッセージを画面に表示するpublic void print() { System.out.println(" Hello Everyone"); }のようなメソッドが例として挙げられる。この場合もvoidが戻り値がないことを示している。

次に、「メインメソッド(mainメソッド)」は、全てのJavaプログラムの実行開始点となる特別なメソッドである。Javaプログラムが実行されると、まずこのmainメソッドが呼び出され、その中に記述されたコードが順に実行されていく。public static void main(String[] args) { // プログラムの実行がここから始まる }という形式で定義され、このメソッドがなければJavaプログラムは動作しない。

「オブジェクト」とは、クラスから生成される実体(インスタンス)である。クラスは、プログラム内で扱うデータ(変数)と、そのデータに対する操作(メソッド)を定義した設計図のようなものである。オブジェクトを作成することで、そのクラスで定義されたメソッドや変数にアクセスし、具体的な処理を実行できるようになる。オブジェクトを生成する基本的な構文は、ClassName objName = new ClassName();である。ClassNameはクラスの名前、objNameは作成するオブジェクトの名前である。

定義したメソッドは、そのメソッドが属するクラスのオブジェクトを通じて呼び出すことができる。例えば、Mathematicsというクラスにadditionメソッドが定義されている場合、まずMathematics arithmetics = new Mathematics();というようにMathematicsクラスのオブジェクトarithmeticsを作成する。その後、System.out.println(arithmetics.addition(46,87));のように、オブジェクト名.メソッド名(引数);の形式でメソッドを呼び出す。この例では、additionメソッドに46と87という二つの引数を渡し、その戻り値(合計)を画面に出力している。

コードの可読性と保守性を高めるためには、「命名規則」に従うことが重要である。Javaでは、いくつかの一般的な命名規則が存在する。

  • PascalCase(パスカルケース): 各単語の先頭を大文字にする形式で、例えばCalculatorProgramのようにクラス名に用いられる。
  • camelCase(キャメルケース): 最初の単語の先頭のみ小文字で、二つ目以降の単語の先頭を大文字にする形式で、例えばsimpleCalculatorのようにオブジェクト名やメソッド名に用いられる。
  • snake_case(スネークケース): 全て小文字で単語間をアンダースコアで繋ぐ形式で、例えばsimple_calculatorのように使われることがあるが、Javaの標準的な命名規則ではあまり推奨されない。
  • UPPER_SNAKE_CASE(アッパー・スネークケース): 全て大文字で単語間をアンダースコアで繋ぐ形式で、SIMPLE_CALCULATORのように定数(変更されない値)の名前に用いられる。
  • lowercase(ロウアーケース): 全て小文字の形式で、simpleのようにパッケージ名などに用いられる。 これらの命名規則を一貫して適用することで、他の開発者や将来の自分がコードを理解しやすくなる。

このように、Javaプログラミングの学習では、メソッドの種類とその役割、プログラムの開始点となるメインメソッド、クラスとオブジェクトの関係、そしてメソッドの呼び出し方といった基本的な概念の理解が不可欠である。これらを段階的に学び、例えば簡単な計算機プログラムを実際に作成してみることは、理論的な知識を実践に結びつけ、学習をより効果的に進める上で非常に有用である。これらの基礎をしっかりと身につけることで、Javaを用いたより複雑なプログラミングへの道が開ける。

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