【ITニュース解説】Java training session : attempt 3rd!!
2025年09月09日に「Dev.to」が公開したITニュース「Java training session : attempt 3rd!!」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
Javaプログラミングの基本要素であるクラス、キーワード、変数、メソッドの概要を解説。クラスはオブジェクトの設計図、キーワードは予約語を指す。変数は値を保持するもので、メソッドは特定の処理を実行するコードの集まりである。
ITニュース解説
Javaプログラミング言語を学ぶ上で、その構造を支える基本的な概念を理解することは極めて重要である。プログラムは、データを扱う「変数」、処理をまとめた「メソッド」、そしてそれらを一つの単位として束ねる「クラス」といった要素から成り立っている。また、言語の文法として特別な意味を持つ「キーワード」の存在も理解しておく必要がある。これらの概念は相互に関連し合っており、一つ一つを正確に把握することが、複雑なプログラムを構築するための強固な土台となる。
まず、オブジェクト指向プログラミングの中核をなす「クラス」について解説する。クラスとは、オブジェクトを生成するための設計図やテンプレートである。例えば、家を建てる際には、まず設計図が必要となる。その設計図に基づいて、同じ構造でも壁の色や内装が異なる複数の家を建てることができる。プログラミングにおけるクラスとオブジェクトの関係もこれと同様で、クラスという設計図を一度定義すれば、それに基づいて具体的なデータを持ったオブジェクトを必要な数だけ生成することが可能になる。クラスの基本的な構文は public class クラス名 { ... } という形式をとり、この波括弧 {} の中に、そのクラスが持つべきデータ、すなわち「変数」と、実行すべき処理、すなわち「メソッド」を記述する。このように、クラスは関連性の高いデータと処理をひとまとめに管理するための基本的な単位として機能する。
次に「キーワード」について説明する。キーワードとは、Java言語において文法上の特別な意味を持つように予め予約されている単語のことであり、予約語とも呼ばれる。例えば、クラスを定義する際に使用する class や public、メソッドの定義で頻繁に目にする static や void などがこれに該当する。これらのキーワードは、プログラムの構造や制御の流れを定義するために不可欠な要素である。そのため、プログラマが変数名、メソッド名、クラス名といった、独自に命名する部分(識別子)としてキーワードを使用することは文法的に禁止されている。もし誤ってキーワードを識別子として使用しようとすると、コンパイルエラーが発生し、プログラムは実行できない。言語が定めた基本的なルールとして、これらの単語を避けて命名する必要がある。
続いて「変数」の役割を解説する。変数は、プログラムが処理を行う過程で必要となるデータを一時的に記憶するための領域であり、データを格納する箱のような役割を担う。変数を利用するには、まず「宣言」を行う必要がある。宣言の際には、どのような種類のデータを格納するかを示す「データ型」と、その変数を一意に識別するための「変数名」を指定する。例えば int age = 20; という記述は、「age」という名前の整数(integer)を格納する変数を宣言し、初期値として20を代入することを意味する。変数は、その有効範囲や生存期間によっていくつかの種類に分類されるが、特に重要なのが「ローカル変数」と「インスタンス変数」である。ローカル変数は、メソッドの内部で宣言され、そのメソッドの処理が実行されている間だけ存在する。メソッドの処理が終了すると、ローカル変数はメモリ上から消滅するため、一時的な計算結果の保持などに用いられる。一方、インスタンス変数はクラスの直下で宣言され、そのクラスから生成されたオブジェクトごとに固有の値を保持する。オブジェクトが存在する限り、インスタンス変数の値も保持され続けるため、オブジェクトの状態を表現するために使われる。
最後に「メソッド」について説明する。メソッドとは、特定の機能や一連の処理を一つにまとめたコードのブロックである。同じ処理をプログラムの複数の箇所で実行したい場合、その処理をメソッドとして定義しておくことで、必要な時に何度でも呼び出して再利用することができる。これにより、コードの重複を排除し、プログラム全体の可読性や保守性を大幅に向上させることが可能となる。メソッドは、外部から情報を受け取るための「引数」と、処理結果を呼び出し元に返すための「戻り値」の有無によって、大きく四つの型に分類できる。一つ目は「引数なし・戻り値なし」で、決まった処理を実行するだけの場合に用いる。二つ目は「引数あり・戻り値なし」で、外部からデータを受け取って処理を行うが、結果は返さない。三つ目は「引数なし・戻り値あり」で、外部からの情報なしに何らかの値を生成して返す。四つ目は「引数あり・戻り値あり」で、外部からデータを受け取って処理を行い、その結果を返す、最も汎用的な型である。これらの型を処理の目的に応じて適切に使い分けることで、機能的に整理されたプログラムを設計することができる。
Javaプログラミングは、クラスという設計図をもとに、内部にデータを保持する変数と、具体的な処理を行うメソッドを定義し、それらを組み合わせていくことで成立する。キーワードは、その際の文法的な約束事である。これらの基本的な構成要素の役割と相互関係を深く理解することが、より高度で実用的なアプリケーション開発へと進むための第一歩となる。