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【ITニュース解説】Install Python on Windows via CLI (winget)

2025年09月23日に「Dev.to」が公開したITニュース「Install Python on Windows via CLI (winget)」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

WindowsでPythonをインストールする際、wingetを使えばコマンド一つで簡単に行える。インストーラーを操作する手間がなく、ターミナルから必要なバージョンを選んでインストールできる。完了後、ターミナルを再起動すればPythonがすぐに利用可能になる。自動化にも適している。

出典: Install Python on Windows via CLI (winget) | Dev.to公開日:

ITニュース解説

システムエンジニアを目指す皆さんにとって、プログラミング言語Pythonは非常に重要なツールとなる。PythonはWeb開発からデータ分析、機械学習、自動化スクリプトの作成まで、幅広い分野で活用されており、その習得はキャリア形成において大きな強みとなるだろう。Windows環境でPythonを利用するには、まずPCにPythonをインストールする必要があるが、その方法は近年大きく進化し、より手軽に行えるようになった。

これまでのPythonインストールは、公式サイトからインストーラーをダウンロードし、画面の指示に従って何度もクリックを進める作業が一般的だった。しかし現在では、「winget(ウイングゲット)」という便利なツールを使うことで、コマンドラインインターフェース(CLI)から簡単に、そして迅速にPythonをセットアップできるようになった。wingetはMicrosoftが提供する公式のWindowsパッケージマネージャーであり、ソフトウェアの検索、インストール、更新、削除といった管理作業をコマンド一つで実行できるようにするツールだ。これにより、ソフトウェアの導入が効率化され、システムエンジニアを目指す上で知っておくべき重要な技術の一つと言える。

wingetを使ってPythonをインストールする手順は非常にシンプルだ。まず、Windowsの「PowerShell」または「ターミナル」を管理者権限で開く必要がある。これは、WindowsキーとXキーを同時に押し、表示されるメニューから「Windows PowerShell (管理者)」または「ターミナル (管理者)」を選択することで実行できる。管理者権限が必要なのは、システム全体の設定変更を伴うためだ。

次に、インストールしたいPythonのバージョンを特定するために、wingetで利用可能なPythonパッケージを検索する。PowerShellのウィンドウで winget search Python.Python と入力してEnterキーを押すと、利用可能なPythonのバージョンが一覧表示される。例えば、「Python 3.13」や「Python 3.12」といった名前と、それぞれに対応する「Python.Python.3.13」のような固有のID、そして具体的なバージョン番号が示される。この一覧から、通常は最新の安定版を選ぶのが良いが、プロジェクトによっては特定の古いバージョンが必要な場合もあるため、ここで目的のバージョンを確認することが重要になる。記事に示されているように、「Python.Python.3」のようなメタパッケージが常に利用できるとは限らないため、具体的なバージョンIDを確認してからインストールするのが確実な方法だ。

インストールしたいバージョンが決まったら、そのパッケージIDを使ってインストールコマンドを実行する。例えば、Python 3.13をインストールしたい場合は、winget install -e --id Python.Python.3.13 と入力してEnterキーを押す。-e オプションは完全一致を示し、指定したIDのパッケージのみをインストールする。--id はパッケージのIDを指定するためのオプションだ。このコマンド一つで、Pythonの本体が自動的にダウンロードされ、PCにインストールされる。

Pythonのインストールが完了したら、非常に重要な次のステップがある。それは、開いているPowerShellまたはターミナルのウィンドウを一度閉じ、再度開き直すことだ。この作業は、新しくインストールされたPythonがシステムで認識されるようにするために必要となる。「PATH」というWindowsの環境変数を理解すると、この理由がよくわかる。PATHとは、コマンドを実行したときにWindowsが実行ファイルを探しに行くフォルダのリストのことだ。wingetはPythonをインストールする際に、Pythonの実行ファイルがある場所を自動的にPATHに追加してくれるが、その変更は既存のPowerShellセッションにはすぐには反映されないため、新しいセッションを起動する必要があるのだ。

PowerShellを再起動したら、Pythonが正しくインストールされ、認識されているかを確認する。python --versionpip --version の二つのコマンドをそれぞれ入力して実行し、インストールしたPythonとPythonのパッケージ管理ツールである「pip」のバージョンが表示されれば、インストールは成功している。もし python --version と入力したときにMicrosoft Storeが開いてしまう場合は、Windowsの「設定」から「アプリ」、「詳細なアプリ設定」、「アプリ実行エイリアス」に進み、python.exepython3.exe の設定をオフにする必要がある。これは、Windowsに標準で用意されているMicrosoft Store版のPythonと、今回wingetでインストールしたPythonが競合してしまうために起こる現象だ。

最後に、オプションではあるが、pipを最新の状態に保つことを推奨する。pipはPythonのライブラリやフレームワークを管理するための重要なツールであり、常に最新の状態にしておくことで、新しい機能の利用やセキュリティの向上、バグの修正といった恩恵を受けられる。python -m pip install --upgrade pip というコマンドを実行することで、pipを簡単にアップグレードできる。「-m」オプションは、Pythonのモジュールとしてpipを実行することを意味する。

wingetを利用したPythonのインストールは、多くのメリットがある。まず、MicrosoftとPython Software Foundationが公式にサポートしているため、信頼性が非常に高い。次に、Pythonのインストールパスが自動的にPATHに追加されるため、手動でPATHを設定する手間が省ける。さらに、この方法は完全にスクリプト化できるため、複数のPCにPythonを導入する場合や、自動化された開発環境の構築、継続的インテグレーション(CI)などの場面で非常に有用だ。また、新しいPCに全く同じPython環境を簡単に再現できるため、環境構築の再現性が保証される。

このように、wingetを使えば、システムエンジニアを目指す皆さんがPythonでの開発を始めるまでの手順が劇的に簡略化され、より効率的に学習や開発に取り組むことができるようになる。コマンド一つで環境が整うこの便利な方法をぜひ活用してほしい。

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