【JavaScript ECMAScript】TypedArray::TypedArray.prototype.sliceインスタンスメソッドの使い方
TypedArray.prototype.slice()インスタンスメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
基本的な使い方
TypedArray.prototype.slice()メソッドは、既存のTypedArrayオブジェクトの一部を抽出し、新しいTypedArrayオブジェクトとして返すメソッドです。このメソッドは元のTypedArrayを変更しない非破壊的な操作であるため、元のデータは変更されずにそのまま保持されます。
このメソッドは、切り出しを開始するインデックスであるbeginと、切り出しを終了するインデックスの直前を指定するendの二つの引数を受け取ります。beginとendはどちらも省略可能で、beginを省略すると配列の先頭から、endを省略すると配列の末尾までが切り出されます。負の値を指定した場合、インデックスは配列の末尾からのオフセットとして解釈されます。例えば、-1は配列の最後の要素を指します。
戻り値は、抽出された要素を含む新しいTypedArrayインスタンスです。この新しいTypedArrayは、元のTypedArrayと同じクラス(例えばInt8ArrayやFloat32Arrayなど)のインスタンスとして生成されます。システムエンジニアを目指す初心者の方々にとって、大量の数値データを効率的に扱うTypedArrayから特定の部分だけを安全に取り出して利用する際に、このslice()メソッドは非常に役立ちます。元のデータに影響を与えることなく部分的なデータを取得したい場合に利用してください。
構文(syntax)
1const typedArrayInstance = new Uint8Array(); 2const beginIndex = 0; 3const endIndex = 0; 4 5const resultTypedArray = typedArrayInstance.slice(beginIndex, endIndex);
引数(parameters)
start, end
- start: number: スライスを開始するインデックス。省略された場合は0になります。
- end: number: スライスの終了インデックス。このインデックスの要素は含まれません。省略された場合は配列の末尾になります。
戻り値(return)
TypedArray
ArrayBufferの指定された範囲から新しいTypedArrayを生成して返します。返されるTypedArrayは、元のTypedArrayと同じ型を持ちます。